the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part7
株式会社PA Communication 代表取締役/曽原健
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part7
株式会社PA Communication 代表取締役/曽原健
父が建築事務所を経営していたこともあり、会社員より経営者であることが自然なことだった。 30代になったタイミングで起業を決意。
開業して1年ほどはなかなか軌道に乗らなかったが、前職で関わっていたG-SHOCKの人気に火がつき、会社に寝泊まりするほど忙しい日々を送る。 現在は従業員も増え、現場を離れて経営することに専念。
【会社詳細】
株式会社PA Communication :https://www.pa-c.co.jp/
新卒採用サイト:https://www.pa-c.co.jp/recruit/start.html
人によって起業に最適な時期は異なるため、どちらがいいとは答えられないですね。私は何かに縛られずに仕事自体を楽しみたいという思いで起業をしました。起業の目的やスタンスによって時期は変わるでしょうね。
起業家を目指す学生は経営の勉強はもちろんのことですが実際に何かをやってみることも大事だと思います。
私は学生時代、広告研究会に所属していて海の家を経営し、歌手を招聘したりしていました。新人だった小泉今日子さんを呼んだときは大勢の人が押し寄せて海の家が壊れるかと思いましたね(笑)
実践的な経験を積むことは非常に価値があると思います。
私はアイディアを考えることが好きなので思考タイプです。
ただ、考え込むだけではなく、良いアイディアが浮かぶように人と会話することを心がけています。
人とのコミュニケーションが最も私の思考を働かせてくれます。
その意味では行動も大事にしていますね。
私は営業と開発でワンセットだと考えているのでどちらか一方ではありません
他者からは冷静タイプに見えるようですが、好きなことに関してはとことんやりぬく情熱を持っているので情熱タイプだと思います。
自分のやりたいことをやっているだけなので全く目指していないです。
執行役員が1人、海外(LA)とのデュアルライフを行っています。
その中でチャンスがあれば進出したいとは考えています。
昔は365日働いていました。
しかし、今はしっかり休んでいますね。
社員が休日でも出勤しなければならない雰囲気にならぬよう、
私の立場を考慮し、休日は会社に来ないようにしています。
社長が休日出勤していたら、社員も休みづらいですからね。
星野リゾートの星野佳路さんです。あくまで参考にしている程度ですが。星野リゾートの施設を利用するので興味がわいて何冊か出版されている本を読みました。どのように経営されているのかを知ると、宿泊自体も違う視点で体験できなかなか面白いですね。
先ほどの執行役員が右腕にあたるのですが、一月の半分はアメリカに滞在しているため、残念ながら密なコミュニケーションはとりづらいですね。
社員一人ひとりが、楽しく仕事を出来るような環境を整えることです。
社会に出れば、会社にいる時間が最も長くなります。
その時間が憂鬱なものではなく、充実した時間になるような経営をしていきたいです。それが結果として売り上げや離職率にも好影響を及ぼすと思っています。
私は自分のことを起業家だと思っていないのでアドバイスは難しいですね(笑)
ただ一つ言えることは起業は必ずリスクを伴うものです。
そのため成功事例だけではなく失敗事例にも触れることは大事ですね。
先ほどの星野さんの『星野リゾートの教科書』は失敗事例も載っているのでおすすめです。