瞬間を生きる
学発信団獨協大体「D」代表学生団体birth副代表 / 金田 隼人
そこで出会った某人材派遣会社の顧問の方を怒らせてしまったんです。その方からセミナーの会場をお借りできるという話を頂いていたので友人にそ の会場を紹介したところ、その友人が顧問の方に連絡を全くしていなかったんです。挙句の果てに直前になってからキャンセルを申し出た為、その事を伝えたら 当然怒らせてしまった。本社まで謝罪に行ったのですが全然会って頂けなかった。受付の方に食い下がって、なんとかお会いして、それで滅茶苦茶怒られて。信 頼関係の大切さが身に染みました。本当に信頼関係って築くのは大変ですが壊れるのは一瞬ですよね・・・。
この事件と同じ日に「D」の代表に就任したんです(笑)。引継ぎの時期はメンバーがどんどん抜けて5人になってしまい大変でした。前代表に惹か れて集まっていたメンバーが多かったので、その代表が抜けるとバラバラになってしまうんですよ。所謂ワンマンの団体だったのでいざ自分が代表を引き継ぐと 見える景色が全く違い、問題ばかりでした。
獨協大学の学生に対してはようやくある程度の影響を与える事ができてきていると感じます。最近とても嬉しかったのが、とある交流会に参加した際に獨協生 が増えていたんですよ。それと学内でも僕を訪ねてきてくれる学生がいるので、僕が行ってきた事が影響を与えているんだなぁと実感しました。人間誰しも団体 や国に対する帰属感が強いじゃないですか?僕自身も獨協大学への帰属感が強いので、そういった学生が増えた事は非常に嬉しいですね。
僕は自身が忙しかったり厳しい環境である事が好きなので、2年生の頃からシミュレーションとフィードバックをずっとやっていたんです よ。そこで3年生になったら就職活動もあるから気合を入れなくてはと思ったんですが、就職活動の為の活動は嫌だったんです。それもやはり自分1人の為の活 動なので。それよりも就職活動生や今まで知り合った方々に恩返しができるような活動をしていきたいと思っていました。
3年生に進級した頃に「birth」が出来たんです。先程お話した八木さんが所属されている、株式会社ベンチャーコントロールの中の組織がNPO化した のが契機となって学生組織が生まれて、それが今の「bitrh」になったんです。「birth」の活動は自分の為にも他の大多数の方の為にもなると考えて 参加を決めました。僕自身は副代表なんですが、代表には別の人間を立てた方が良いと八木さんと話したんです。そして八木さんが現代表の清水に声を掛けて、 僕は副代表になりました。当時はメンバーが4年生、3年生、2年生で7、8人いたんですが、2年生は全員やめて4年生も何人か減ってしまい、現在は新たな メンバーを迎えて12人ですね。ビジネスコンテストの他の団体を見ていると最低でも20人はメンバーがいるので人数という点では大変な部分もありますが、 メンバー全員の仲が良く1人1人が真剣に向き合ってくれています。
「birth」は「繋がり」「成長」「誕生」の3つを理念として掲げているんです。その為に12月9日のコンテスト開催に向けて6月から勉強会を毎月行 い、7月からは就職活動やインターンシップのイベントも行っています。12月9日は、ビジネスコンテストのブースの隣に就職活動のブースも設けるんです。 そこで逆求人のイベントとか、企業とのマッチングも行います。ですから「birth」の理念の集大成になると思います。だから所謂、「ビジコン」ではない かもしれませんね。ビジネスコンテストを通じて起業を目指す学生に、就職活動のブースを通じて就職活動生に、この場での就職活動生との交流を通じて協賛し て頂いている企業の方々に、それぞれきっかけを与える事ができればと思っています。
代表の話を献身的に聞ける存在である事ですね。それからメンバーの意見の汲み取りもありますね。それと代表がポジティブな人間なのでリスクなどネガティブな部分を考える点に関しては積極的に行っています。
そうですね(笑)。丁度「D」の方もフリーペー パーの作業が大詰めなんです。ただ良い後輩も加入してくれて、メンバーも奮闘してくれているので楽しいですよ。フリーペーパーの趣旨としては、創立当初か らの「D」の目的であった社会情報の獨協大学への発信と、獨協大学の良さを学外へ伝えるという2つの目的を果たす為に作っています。ですから獨協生が読ん でも他大生が読んでも興味を持って頂ける内容になっています。