瞬間を生きる
学発信団獨協大体「D」代表学生団体birth副代表 / 金田 隼人
先輩が世界一周の旅をしているんですが、世界各国のトップ大学に行ってその大学生への取材とそれを通じた世界規模のネットワークの構築が目的なんです。それを僕が来期引き継いで行うというのが学生時代の1つの計画ですね。
しかし、その前にやるべき事があり、それは全国規模での学生団体の同志的結合の結成です。全国の学生団体の繋がりが出来れば日本という国を動かせる力を 持てると思うんです。ビジネスコンテストの団体や国際協力の団体は沢山あるんです。でも、その2つの団体が触れ合う機会ってほとんどないんですよ。それぞ れ頑張っている学生がいるのに、なんでその学生たちが結びつく事が無いのだろうと。だからその2つを何とかすり合わせていきたいと考えています。
学生団体の起源って学生運動じゃないですか。国や学校に対して不満や問題意識を抱えた学生たちが運動を起こす文化は既に根付いていると思うんです。 「D」も大学に対して発信をしていきたいと思っていますし「birth」も社会や学生に対してのメッセージ性があると思うんですよ。そういった団体に属し ている学生って普通の学生から一線を置かれてしまう立場なんですが、全国規模のネットワークを持って影響力を持つ事で普通の学生たちもその活動に興味が沸 き、そういった立場も改善すると思います。将来の日本を担っていく為にもそのネットワークは是非作りたいですね。
あともう1つやりたい事があります。それは、世界各国の代表を募って世界規模のビジネスコンテストの開催です。これを学生時代にできたら本当に面白いで すよね(笑)。これからは世界一ビジコンをやりたいなと。来年の世界一周を通して各国の学生に話してくる予定です。ゆくゆくはビジネスコンテストをワール ドカップ並の世界イベントにできたらなぁって妄想したりしています。それが出来たら人材の宝庫ですよね。
就職活動はしようと思っていますが、僕の中では就職活動は志を成す為の区切りのポイントだと思っています。ですから情報産業の3社しか受ける予定はありません。
将来的にはアナログとデジタルが高次元で融合した世界を作りたいと考えているんです。今やデジタルがどんどん普及している為このままアナログが淘汰されて いくと、もう直接会って話すという行為が出来る空間がなくなっていくと思うんですよ。そうではなくて、アナログとデジタルが高次元に融合する事で「会う」 という行為や人の流れや物流がもっと豊かになる世界にしたいんです。いくらネット上で話せても表情は掴めないですし、テレビ電話で話せても顔以外の部分は 見えないじゃないですか?だから今お話しているように面と向かって話す機会は非常に大切ですし、なくしてはいけないと思うんです。逆に物流の面ではデジタ ルはまだまだ進歩していないので、その面ではデジタルがもっと進歩していけば物流も高次元で発達すると思います。
3社というのはあくまで予想なんですが、基準としては僕の志が成せるかどうかというところですね。それを考 えるとある程度は削ぎ落とされていくんですよ。同じ業界でも何社も受けるつもりはなく、あくまで今後伸びると思う企業に眼を向けたいですね。それと自分の 今までの経験を活かしたいので、今までの自分をシャットダウンして就職活動という事はできないんです。だから今までの経験を最大限に活かした就職活動にし たいと思います。
現在世界一周を慣行中の大村さんとAgestock2010実行委員会の副代表の金子くんですね。金子くんは同じ副代表として非常に仲良くさせて頂いています。
影響を受けた方は、話の趣旨とはズレてしまうんですが中高の頃ではX-JAPANのYOSHIKIです(笑)。最近では、孫正義さんです。孫さんのプレ ゼンテーションは2回直接行って聞いたんですがやはり凄かったですね。今後の通信業界やITの将来性が見えましたし感銘を受けました。そしてビジョンを語 る事の大切さも実感しました。
「瞬間を生きる」というのが自分のモットーなので、「瞬間を生きてるか?」と聞きたいですね。瞬間を生きて いけばきっと成功に繋がると思うんです。人間って一瞬一瞬の選択の連続だと思うんですよ。それを正解不正解で決め付けるのではなく選んだ選択肢を正解にす るのが人生だと考えています。だから瞬間を生きていればその選択肢を正解に導けるはずなんです。