たった1人の天才をつくる
早稲田先生プロジェクト 代表早稲田先生早稲田大学法学部4年 / 齋藤 康太
タッチしていくと思います。正直誰に引き継いでも絶対に行き詰ると思っていて、何故ならこのプロジェクトには僕の思想がぎっしり詰まっていて、他の人間では完全に理解できないからです。そもそもこのシステムやマーケティングなどのスキルも僕が1年間みっちり勉強して凝縮させたものなのでいきなり「じゃあ新しい事やって」と言ってもできないと思います。
僕のブログでは「つきぬけ学生」と表現していますが、突き抜け学生の定義はシンプルで、「僕が会いたいと思えるかどうか」です。噂ベースでも、僕が面白そうと判断した人には取材しに行きます。安直な事をやっているよりも一癖ある学生に会いたいと思いますね。学生団体の代表からも、取材して欲しいという依頼を受ける事はよくあります。でも、会ってみて面白くなかったので10分で帰ってしまった事もありました。
美大生世界一周の神くん、「理系女子大生コミュニティ凛」のみずえちゃん、孤児院育ちの女子大生よりこ、ぶっ飛び大学生アキラ、の4人はパッと思い浮かびますね。この4人の取材は面白かったです。「一生付き合っていくだろう」という気がしました。
とにかく聞き手の印象に残したいという思いはありますね。人間ってどういう事を覚えているかと言うと、予想を超えたときなんです。超えたときに感動、刺激、インパクトが残るじゃないですか。だから、僕も予想を超えなければならないんです。例えば今日スウェットを着ていますが、取材のときは必ずスウェットなんです。わざとゆるいイメージを与えておいて、マーケティング等の知的な話をする事によって、ギャップでインパクトが残りますから。どこかでレバレッジを利かせて1の内容を10、100に見せる事は常に心掛けています。
そうですね。「人格を変える」イメージです。みんな自己分析や自分探しなど自分を見つけようとしますが、僕はしません。自分なんて知らなくて良いと思っているからです。自分を持っていないから人にどう思われても特に気にしませんし、自分の個人メールもスタッフには全て公開しています。家もシェアハウスなので、プライバシーなんて一切ないですね。もちろん自分の弱い側面っていうのは必ずあると思いますが、早稲田先生としてはそれはスタッフには見せないようにしています。 ただ、 自分を持っていない代わりに理想の自分ははっきりあるんです。それさえ達成できれば良いので、そのための最短ルートを模索して常に理想の自分ベースに考えています。理想の自分は生活水準まで事細かに描き常に想像していますね。ちなみに、10年後は上戸彩と付き合ってる予定です(笑)。過去の自分に則って物事を考える人が多いですが、そういう人はできる可能性を全て潰しているようで勿体無いと思っちゃいますね。
たった1人の天才を作る事です。日本を劇的に変えたいという想いがあるんですが、僕自身は天才ではないので無理なんです。よく「100人の1歩が世界を変える」と言いますが、僕はそれよりも「1人の天才が世界を変える」と信じているんです。だから日本を変えられる天才を日本から生み出す事が僕の目標ですね。「劇的に変える」のは1人の天才ですが、その変化を「継続させる」のはサラリーマンなんですよ。そのサラリーマン全員が、1%元気になれば日本は「良い国になる」はずなんです。「劇的に変える」「良い国にする」の両方ができるのは早稲田先生とリンクアンドモチベーションの両輪があってこそなので、それができるのは僕だと思います。
「お前は上戸彩と付き合えてうらやましいぜ!」と言いたいですね、それだけです(笑)。