東アジアの可能性を感じて欲しい
OVAL / 石田修平
そうですね。「こんなことをやりたいとかなりたい」という想いは自分の中で強く抱いています。
その点に関して僕は「自然淘汰されれば良い」と思っています。出来ない人というのはそこで出来なくなってしまえば、何とかするしかないと必死で手段を模索するじゃないですか。その際に彼らの中で自然と危機意識が芽生えると思うんですよ。危機意識が芽生えれば、「自分でやるしかない」と決意して必死に取り組むようになると思います。
僕は大学に入る前に一年間、浪人をしていたのですが、その一年の間で高校の頃、優秀だった友人達が道を外していくのを自分の目で見ていました。そうした友人達を見て、「自分はそうなりたくないな」と強く感じたんです。そこでの危機感が今の自分の原動力になっていると思いますね。
学生団体全体としての目的意識の希薄化ですね。これは学生団体が陥りやすいことだと思うのですが、初代のメンバーはそれこそ目的意識で集まっていると思うんです。割と仲の良いメンバーがみんなでそれぞれ目標に向かって頑張ろうという思いで、活動しているので。ただ、下の世代に引き継がれていくにつれて、団体を変えたいという思いが薄くなっていく現象が起きてしまう傾向があると思います。そこはOVALにとっても課題の一つであると感じています。
OVALは基本的にコンテストに向けてイベントを運営する団体なので、自分たちが実際に運営しているイベントが成功した瞬間はかなり達成感が得られます。 また、自分がリーダーシップを発揮して実際にOVALという団体がうまく回りだした時も喜びを感じることができますね。
ステークホルダー別に言うと、
社会人の方達に関しては、学生がこんな熱意を持って頑張っていることを純粋に感じて欲しいということ。OVALにスタッフとして関わってくださっている方達は、それぞれ目的意識は異なると思いますが、それぞれの目標を達成してほしいなと思っています。OVALに参加してくださった方達には、東アジアの可能性を感じて欲しいです。特に欧米志向が強い人は、中国、韓国にもこんな優秀な人材がたくさんいる、ということを実感して欲しいです。
石田さんの今までの選択肢を選んでいく上での基準として、自分の中での使命感が大きく作用していると思いますか?それとも偶発的、直感的なものの方が大きいと思われますか?
もっと自分に自信を持ちましょう! 僕の周りを見ていると、「もっと自信を持っても良いんじゃないか」と感じる人たちがたくさんいます。もっと自信を持って明るく楽しく過ごせれば、もっと大学生活がいきいきとするのではないかと感じています。