起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

コンサル

2010.08.20

素敵になって欲しい

Dear Image / 工藤　亮子

実際にはどのようなことをするのですか？

　サービスの内容は各イメージコンサルタントによって違うと思いますが、私が行うベーシックなイメージコンサルティングは、パーソナルカラー分析といって、その方に一番似合う色を、ドレープという布を当てながら見ていきます。
　クマやシミやシワ、男性だと髭剃り跡などが目立たなくなり、元気に見える色、ご本人と調和する色を見つけます。暗い印象や疲れた印象を与えないようにするため、プライベートやビジネスの場面で損をしないようにするためです。女性の場合、その後に似合う色でメイクを行います。また、顔の形や体型から似合う服装やアクセサリー、眼鏡などのアドバイスもします。
　ビジネス向けですと似合うものを基準にするだけでなく、相手に対してどのような印象を与えるかという要素も考慮してイメージゴールを設定し、ゴールへ到達するためのイメージ戦略を立てコンサルティングを行います。

イメージコンサルタントという職業で、社会をどう変えていきたいとお考えですか？

　私自身は世界を変えたいという大きい事を考えているわけではありませんが、まずは自分に関わる周りの方を幸せにしたいという思いがベースにあります。　
　イメージコンサルタントというと、外見が大切なのだと思う方が多く、私と会う時に緊張される方もいらっしゃいますが、特にお洒落じゃなくてもいいんですよ。相手へ与える印象を考慮することで第一印象も良くなります。
　外見にも内面にも自信を持っていただけたら嬉しいですよね。自信を持って素敵に生き生きと輝く人たちが増え、それをサポートできる自分でありたいと思っています。

―イメージコンサルタントをしていて良かった事や辛いことはありますか？

　「自分に自信を持てるようになりました」と言われるのが一番嬉しいですね。
良いご縁に恵まれているのであまり辛いことはありません。

「好きなことを仕事に」

―10年後の日本はどうなっていると思いますか？

　10年前から考えると、情報や通信状況などが大きく変化しました。日米で超遠距離恋愛をしていた私にとっては現代の状況は羨ましくもあります(笑)。
　この先10年で更に大きく変化するのではないかと思います。大量の情報の取捨選択は必要になるのではないでしょうか。今よりも住みやすい、生きやすい国になることを願います。