人生に「夢」があるのではない。「夢」が人生を創るのだ。
プロポーザルコンサルタント / 木下和紀
ノマドライフ自体は私も実践しておりますので、良いと思います。 ただ、ノマドライフ=どこでも好きな場所で仕事をすること、“だけ”と捉われているのはどうかと。 「自由」は確かに大事ですが、特にサラリーマンなどの会社勤めの方は、時間的なところにばかり目を向けます。 その結果、時間的に自由であれば収入は最低限でも良いと無理矢理納得させる方が多いんです。 それはあまりよろしくないなと感じます。 僕が定義する「自由」とは、“時間”だけでなく、“お金”と、そして“仲間”を手に入れてこそだと思いますので、 ノマドライフを実践しながらも、本当の意味での「自由」を楽しむためには、ちゃんと稼ぐ必要があると思います。 「夢」や「志」がある人こそ、稼ぐべきですからね。
仲間は、本氣で夢を応援し合える同志ですね。 一人で夢を叶えてもつまらないし、そもそも一人で叶えられる夢には限界があると思っています。 そのため、僕の夢を本氣で応援してくれて、それだけでなく、僕もそいつの夢を本氣で応援することが出来るような仲間がたくさん出来れば、それだけ多くの夢を実現出来ると思います。
そういったこともあり、僕の会社Dreshでは、仲間一人一人の夢を本氣で応援しあえる環境を生み出すことを特に意識していますね。
もともとロジカルシンキングな頭でしたので、無意識に“正解”を求める傾向がありました。その考えを捨てるのに苦労しました。
日本の教育は“正解”ありきの教え方をします。 でも、当然の事ながら、ビジネスに“正解”はありません。 これは、頭がいい人や受験をし続けてきた人の方が陥りやすいと思いますが、“正解”はないとわかっているのに、無意識に“正解”を求めて、行動が鈍化するんです。 ベンチャーであれば、スピードが一番重要ですから、これは致命傷ですね。 「 実行の最大の的は《熟考》である 」 この言葉が胸に刺さりましたね。
そんな自分を変えたきっかけが、スティーブジョブズの伝説のスピーチの中で語られている「 stay foolish 」です。 物事が複雑に思える場合、大抵は、自分が勝手に複雑怪奇にしているだけだと思います。 そんなときは、“シンプルにシンプルに、そしてシンプルに”考えることを意識しするようにして、熟考することをやめました。 ビジネスは、“トーナメント戦”ではなく“リーグ戦”だということを理解し、「いかに早くケガをする事が出来るか?」が成功の一番のポイントだと思います。 このように考え、行動する事が出来るようになってから、スピードをもって事業展開していけるようになり、一気に事業が拡大していきましたね。
います。私がちょうど壁にぶち当たっていた時に、出会いました。 全ては必然ですから、あの出会いも必然だったと思います。 大事なのは、その出会いをチャンスと捉えることが出来るかどうか? チャンスの神様には、“前髪しか”ありませんからね。