起業は通過点。大事なのはその先
easy living / 根本 あゆみ
近い将来は一人一人の責任が増していくと思います。そして、私達大人が若い人から学ぶこともますます多くなっていくのではないでしょうか。
今は情報化やハイテク化が進み、若い人でも私達の知らないような知識をたくさんもっています。ですから、単なる年齢や実体験だけの経験では得られないような事を、若者が上の年代の方に伝えていくことも増えていくと思います。
その中で個人個人は自分の行動や言動に責任を持たなければなりません。責任の無い人の話はどうしても信用は得られませんし、今は自分が思った事をすぐにブログやmixi等に書けますから、そういう意味でもっと個人の責任を意識しなければいけません。
そして私自身、しっかりと責任を持って生きていきたいと思います。
この間も小学5年生の子と話していましたが、すごくスッキリしている事を話したりしますよ。
それは極端かもしれませんが、地位や名誉や学歴では能力は測れないですし、小学5年生の話でも「なるほど、それは自分に取り入れてみよう」と思えるような考え方もありました。責任を持って接していくことで、お互いに学びの場になると思います。その中で大事なのは、幅広い層での相互関係間で、経験を積まれた方とでも話ができるような自分作りです。
先程も言いましたが、どんな年齢や職種の方と話しても恥じないような礼儀や教養を学ぶ事、自分の発言や行動に責任を持つ事は大切だと思います。
起業は通過点でしかないと思うので、起業よりももっと先のもっと大事な事を目指して欲しいと思います。
私は以前「自分はこういう思いをしたい」という死ぬ間際の状況を思い浮かべた事があります。そして、それを達成するには起業しか無いと思ったんです。ですから私にとって起業は通過点でしかありません。
それよりも、もっともっと人生を長いスパンで見て、自分のやりたい事、達成したい事を見据えていたいですし、皆さんにもそのような意識を持っていて欲しいと思います。