馬鹿をやれる。
ICPO.CEDO / 篠原 裕也
大切にします。私は酒好きなので飲みながら考えた方がいいアイディアが浮かぶんですよ。そしてある程度アイディアが出来あがってくるとだんだんさ みしくなってくるんです。なので同じ店に一人で飲んでいる方やムードのしらけた団体に話しかけます。そうするとだいたい話が合うんですよ。そういう風に ちょっと話しかけてみる事で新しいアイディアとか人脈が生まれたりします。
そうですね。私の場合は若いのになんでこんなに人脈があるのかとよく聞かれますが、それは人とのつながりから来ているんですよ。
私は人とのつながりを質より量だと考えています。 小さなボランティアでも回数をこなせばそこには人がいる。回数をこなせばこなすほど人と巡り合えるチャンスが増えるんですよ。その人たちとの関係を大切に築いていくとまた新しいキッカケがもらえる。
人は財産だなと思います。ボランティアはお金にならないけど、目先のお金を取るか、将来の自分の成長を取るかということですね。
自分の中のゴールを達成するまでの過程での苦境や辛いことを乗り越える支えとなっているのはやっぱり飲んだ仲間たちです。会社の仲間も会社以外の仲間もどっちも大切なんですよ。
ICPOと言うのはちょっと長いんですけどInternational Communication creative Produce Organization の略称です。
簡単に言うと色々な交流を音楽や言葉など色々な技法でプロデュースしていく団体です。その人らしさを見つけ出し、日本だけでなく世界に向けて輩出していったりしています。その中の位置づけとして主婦をターゲットにしているところを今、全面的に出しています。
今後は子育てをする男性をターゲットとする「イクメンプロジェクト」などいろいろ立ち上げようと思っています。
はい。ICPOのスタートは、埼玉県川越市での生涯教育でした。5ヶ月くらいで、100名近くクチコミで集まりました。地方でそれくらい集まるのだから南青山ではどうかなと思って始めました。
今は主婦が主なターゲットですが、若いお母さん方にも広げて行きたいなと思っています。今、若いお母さんが子育てについて相談する場所が無い。だから虐待とかが起きたりするんです。
母親力や子育ての技量不足を責めたらそれまでですが、そういった状況を作りだした社会環境に問題があるんです。
若いお母さん方にも安心して相談できる環境を作りたい。そこで育児をしている普通のお母さん方が託児所システムで自分の子どもを見ているような環境で子供たちの面倒をみてしまおうとしています。
そうすると専門家と言うよりもお母さんのアドバイスを聞くことができて、お母さんも言いたいことも言えるでしょう。近所のおばちゃん感覚で何でも言えるような環境をつくりたいんです。そういう場所の方が若いお母さんにも良いかなと思います。
あとはおなかの中に赤ちゃんがいる方とか今後、お母さんになりたいけど不安だとかそういった人たちのスタート地点から応援できるような種まきをしたいなと思っています。
それはインターネット、ブログ、携帯電話など第四のメディアを中心にやっていこうと思います。携帯電話だったら主婦の人でも子育てしながらできるじゃないですか。
ブログもSNSも携帯電話でやれるんですから。ほかの営業などはよほどの主婦でないと出来ないですよ。なので携帯電話を使った情報発信をしていきたいと思います。
定義は難しいけれど、女性に特化して言うと今は「産後うつ」と言うのが非常に増えています。子どもがしっかり一人でじっとしていられるまでに最低でも4年間、子どものためにお母さんは自由を奪われるんです。
お母さんだってオシャレしたいんです。子育てしながら勉強会を開いているお母さんたちもいますがそれはごく一部、すべてのお母さんには非難されている事とか悩んでいる事とかがあるんです。女性ほど自分の立場で権利や主張が認められないという性別は無いんですよ。
常ひごろ縁の下の力持ちで一生懸命働いている女性がなぜ認められないか。そういう女性が認められるような社会にしたいですね。