馬鹿をやれる。
ICPO.CEDO / 篠原 裕也
それは理解し合うこと。論語の言葉で「仁義礼智信」という孔子が唱えた五常の徳なるものがあるのですが、これは素直な心を示しているんですよ。そして昔から「愛敬」という言葉があります。これは人に愛され、人を敬える人のことなんです。
人相学でも人から好かれる人のことを愛敬相がある人って言いますよね。愛敬がある人が持っているものが五常の徳なんです。温かみのある笑顔ができる人というのは素直な人です。
素直な人というのは五常の徳ができる人。今、私が目指しているのはこれなんです。また笑顔も大切です。
本田宗一郎さんも言っておられたのですが、笑顔というのはお客様に対して最も差し上げることのできる付加価値なんです。相手の目を見てニコッとすると温かい光が来るんですよ。
そういう笑顔をするにも素直な心が必要です。男女が支えあう社会には素直な心が必要だと思います。
困ったときに安心して駆け込める団体にしたいです。どんな人が見ても「ここだったら大丈夫、だって女性、お母さんの気持ちがわかるから。」って思われるようにしたい。スタッフは経営戦略以外は女性という考えを貫き通します。
なぜ経営戦略は男性かというと男性は論理的思考、行動力、可能性・変動性・定性のある労働時間をもっているからです。
それと飲みニュケーションを大切にできることがいいですね。あっ、別にお酒が飲めなくてもいいんです。その環境にいることができる、それだけで、たくさんのことを学びあえます。「雑談は人生学の宝庫」なんて思っています。
一緒にいて楽しくて女性の考えを認めてくれるような男性がいいです。そうすることで困ったお母さんの駆け込み寺みたいなものを作りたい。信頼される会社を作りたいです。
人を大切に。それと若い時にしかない自由な発想力で論語を学び、歴史を知ってください。まずは教科書などでコンパクトにまとめられている歴史を覚えて、それを踏まえたうえでフィールドに立つと色々な人から話を聞かせてもらえるようになります。
素直な心は永遠のテーマ。それをともに学びあえるような仲間を作ってほしい。歴史と日本の伝統文化を大切にしてください。