起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

ビジョンを描ける力

ひかるさんにとって、起業とは？

　ワークライフバランスが大切って言うじゃないですか。ワークはワーク、ライフはライフ。でも、バランスではなくて、ライフとワークが融合されているのが今の自分なんですね。ありのままの自分で生きるということが実現されているんですね。いろんな私がいると思うんです。学生に向けて話す自分や会社の研修講師として社会人に話す自分がいたり。その時その時で見せている顔は全く違うけど、自分自身の人生そのものにブレは全くないんです。その場その場で、最高の自分自身を出せていると思います。起業というものは、起業した場所が自分自身を生かせる場所となることがとても重要だと思います。でも勘違いしないで欲しい事があります。自分がしたいということと、自分がしたいことが社会に活かせるとは、また別の次元です。自分がしたい事だけでは、自分のエゴになってしまうと思います。起業とは自身がしたいことが実現し、なおかつしたいことが社会に活かされる場所であるべきだと思います。

　それを実現するには、自分のできることは、氷山の一角だということに気づかなければなりません。そのためにも自分自身と向きあうことが大切なんです。

起業を目指している学生にメッセージをお願いします

　これからの時代がどのようになっていくかビジョンを描ける力が求められると思います。そうすることで、たくさんの人を巻き込み、たくさんの人に支えられながら生きていけると思うし、自分自身が活かされていくと思います。今の自分が存在するのは色んな人の支えがあってからだと感じます。出会いも、起こったことも、すべてがありがたい事だったと受け入れて、今の自分という存在が成り立っています。自分自身を受け入れたその上で、明るい未来を見ながら、自分の描く社会に向かって行って欲しいと思います。