YOU MONEY
株式会社エヌプラス代表取締役 / 中村祐介
色んな繋がりを意識することが大切ですね。自分が一体何を伝えたいかが大切になってきます。自分の強みを持っていないと、いくらSNSが便利でも何も得られません。今後SNSの台頭は止まらないでしょう。Facebookが使えるから、Twitterが使えるから凄いわけではありません。一人ひとりがSNSを使って、何がしたいかをしっかり考え、使命や責任感を持って使う必要があると思います。
また、SNSの台頭はそれぞれの国や国民性を反映しています。イギリスでは暴動、ニューヨークではデモ行進、エジプトでは革命、そして、日本では3月11日の東日本大震災。このすべての出来事に対して人はSNSを利用することで従来のマスメディアが発信するもの以外の情報を自分で発信したり、また得たりしました。今は変革期です。今まででは考えられないことが当たり前になってきています。多くの出来事や新しいものが生まれ大変な時期かもしれませんが、だからこそ「今」を体験している人は強くなると思います。
はい、本当です。
何か負い目を感じていると、不安な気持ちが残り、人に対してまっすぐに向き合えません。借金をしないからこそできる的確なアドバイスがあると思います。それが出来る人は意外といないんですよ。私はコンサルとしていろいろな企業に入ることが多いのですが、常々その企業にとっての医者でありたいと思っています。その会社が気が付いていない問題に、いち早く気づいて、直したいです。医者が不安だったら、患者さんも不安になってしまいますよね。いつでもまっすぐ向き合うためにも、気持ちの負担になる借金はしたくないですね。
背伸びをしないで自分で出来る範囲で仕事をしていると、どんどんその範囲が広がっていくと思います。この範囲を広げるというのは、筋トレと一緒で、中途半端にやってもただの疲れるだけです。でも、限界を超えて、達成をするごとに、自分の出来る範囲・サークルは広がっていきます。だから、限界までやる。ださくてもいいから、限界までやる。それがもの凄く大きいのです。私自身限界に挑戦し続けているので、年数を重ねれば重ねるほど自分の出来る範囲が広がっているのを実感します。なぜならば、忙しいのは毎年同じなのですが、忙しさの質が違うように感じるからです。また会う人や仕事をする相手も変わっていきます。
思ったことをすぐやれることは大きな魅力です。その上で、自分の考えたことに対する責任という緊張感はありますが、何かを成し遂げた時の感動や嬉しさは計り知れません。
なにより、自分を高めることが出来ます。社長という職について、力量が試される中で、より社長っぽくなっていっている気がします。職業や属性が人を変えていく。自分はお金がないから、学歴がないからといって、小さくまとまるよりも、自分が信じた場所に思い切り飛び込んでみればいいと思います。自分自身も成長できるし、まわりをも刺激することが出来ます。サラリーマンでは出来ないことはたくさんあります。 経営において、私は自分のバジェットの中でやればいいと思います。そうすれば、またそこでバジェットが大きくなります。先ほどの借金の話と同じになりますが、いきなりカンフル剤を入れる必要はありません。自分のバジェット内でやることで、その分強気でやれるのです。
最近の学生はすこし前に比べて、しっかりしている印象があります。彼らに伝えたいのは、「まずはやりたいことを考える。そして、それを見つけたら、どうやって実現できるかまで考える」かということです。やりたいことを漠然とただやろうではなく、やるまでのプロセスを考える。目先ではなく、先にゴールを決めて逆算してやるといいですね。
私が実践した「将来のプロフィールを考える」というのをやってみるのもいいかもしれませんね。それに対して動いていってください!!