自分にとっての幸せとは何か?
株式会社えふなな / 新田勢剛
そうですね、単純ですがみんなが成長すればそれだけで嬉しいし、もちろん成長してくれれば必ず組織にもリターンがあると思ってます。
あと、組織の創り方も時代の変化にアジャストする必要があると思うんです。大きな変化で捉えると、人によって働く意義や価値観が多様化しているということ、つまり、会社に求めるものが人によって多様化しており、優先項目がバラバラで且つ複雑に絡み合っている。人によっては、やりがいを最優先したり、給与、成長、働く仲間、規模や安定、勤務時間など様々です。
もう一つは大手だから安心という概念がなくなり、会社が潰れても会社に依存することなく世の中に価値を提供できる人間にならないと駄目な環境になったことです。だからこそ、採用する際にターゲットを絞る必要があり、ターゲット人材を採用するための組織の戦略も重要なんです。もちろん、戦略だけではなく、実行レベルに落とし込んで実現することが最も重要ですけどね。
弊社の強みが活かせるポイントと採用したいターゲットのニーズにマッチしたのが「成長」と「楽しく働ける環境」の2つのキーワードだったということです。
自由に何事もチャレンジできて、自分の判断一つで会社を変えられることですね。自由の裏には当然ながら責任はあるので、安易な判断はできませんが、何でもチャレンジできるフィールドはワクワクするし、夢も広がります。
1回限りの人生なので失敗を恐れずチャレンジし続けたいですね。 失敗しても何とかなる!くらいの楽観的な考えも時には大切かなと。
弊社は「経営テーマ」と「事業テーマ」と二つあり、前者はいわゆる経営理念で先ほどから言っている「楽しく成長できる組織」を追求していきます。後者が事業ビジョンを意味していて、「21世紀型のスモールビジネスカンパニーを創りグローバルに展開する」というテーマを掲げています。
ビッグビジネスは僕がやらなくても誰かしらがそこに参入し社会に貢献しています。それよりは、誰も目をつけていないようなニッチな領域で新たな価値を生み出すことの方が僕はワクワクします。消費者の価値観が多様化すると同時に、それだけスモールビジネスのチャンスが増えてきます。つまり、大きな市場は資本のある会社によって寡占化していく傾向が強いですが、小さな市場は大手が存在することが皆無に等しく、プレイヤーも少ないため市場を形成し易い。言い換えればチャンスだということです。
これからはビッグビジネスとスモールビジネスが共存出来る時代だと思います。
「ビジネスパーソンとして必要なスキル」を3つ挙げるとするならば、
一つ目はヒューマンスキル
二つ目はテクニカルスキル
三つ目はコンセプチュアルスキルです。
ヒューマンスキルとはコミュニケーション力や人間力、それに伴う人脈など人と関わる上で求められる能力のことです。
テクニカルスキルとは、専門領域のことです。自分の強みになるスキルですね。これがあると「ちょっと教えてほしいんだけど」と言われることが増えます。人間関係のチャンスを増やすことが出来ます。人が寄って来やすくなるんです。
最後のコンセプチュアルスキルとは論理的思考能力のことです。仕事をする上で、論理的に物事が考えられるとパフォーマンスは飛躍的に上がります。経営者で言えば、判断の失敗確率を下げられます。
「自分にとっての幸せとは何か?」
常に自問自答しながら、自分にとっての幸せを追い続けて下さい。
ルーチン化した生活を続けていると意外と忘れてしまいます。人生は有限であり、いつ何が起こるか誰にも分かりません。「後悔先に立たず」です!