世の中にインパクトを与える
株式会社ロコンド / 田中裕輔
ロコンドの行動方針は「ほっちゃ・せきちー」という4つの要素から成り立ちます。
「ほっ」は、ほっこり目線。お客様にいかに「ほっこり」していただけるという目線を持っているかどうか感じさせられるか。これが大前提ですね。
「ちゃ」はチャレンジ精神です。安定なんてできるわけがないので、チャレンジができるかどうかを考えるべきですね。失敗も糧にして、いかに仕事をできるかどうかっていうのはすごく重要な要素です。
「せき」は責任感。やはり責任を持つ事は重要です。努力だけではなく、成果を出すべきだし。成果があれば5時に帰ってもいいですし、成果が出なければ、朝まで頑張るという気持ちは必要だと思います。
「ちー」はチームロコンド。会社は一人で出来るものではなくて、いかにチームとしていかに連携できるかどうかが大事ですね。
この4つの要素を満たせる人材かどうか、を弊社では重要視しています。
6〜8年後の長期ビジョンで言えば、会社の中身および売上面両面で「日本一のサービス(ほっこり)通販サイト」になることを目指しています。僕たちが起業するキッカケになったのは、アメリカのザッポスという会社ですが、彼らは創業10年以内で売上10億ドル、そして名実共に「究極のサービス」の通販サイトになりました。
僕たちはまだ創業3年目の会社ですが、今のところザッポスと同じ成長速度で会員数や売上を伸ばしていて、現在の月商は約3億円(年商ベースで36億円)です。このままサービス品質および事業規模をどんどん伸ばしていき、名実共に「日本版ザッポス」になりたいと思います。
繰り返しになりますが、学生時代はリスクフリーなので、色々なチャレンジをする事は非常に良いと思います。ただ、無理して「卒業したら俺は絶対に起業する!」みたいには考えなくてもいいと思います。就職してから色々なアイデアが生まれていることも多いですし、今すぐに起業と考える必要もありません。卒業後の進路はその後の人生を左右するものでもあるので、時間をかけて熟慮してもらえれば良いと思います。
ただ、もし就職という道を選んだとしても、その「志」だけは絶対に絶やさないでください。5年後や10年後、たとえどんな職種に就いていようとも、「日本に、世界にインパクトを与える」という志は、皆に持って欲しいと思います。