無理は励ましの言葉 実現して驚かしてやればいい
ラングリッチ / 占部友春
今回取材させて頂いたのは、今流行の、オンライン英会話ラングリッチの占部友春さんです。 ラングリッチは占部さんを含めた友人3人の共同経営となっています。
3人とも20代という若さで、なんと中退、ニート、三浪という経歴で、周りから猛反対される中、チャレンジしました。
そして、設立からわずか2年で450名程度の組織になりました。決して良い環境ではないなか、驚異的なスピードでここまで築き上げてきた、占部さん独自の価値観について、是非今起業を考えている学生には読んで頂きたい記事です。どうぞご覧下さい。
弊社はフィリピンを拠点に、2つの英会話事業を行っています。
まず、一つ目がインターネットを利用したいつでもどこでもマンツーマンの英会話レッスンができる、オンライン英会話の『ラングリッチ』 です。月額4980円で毎日利用できるので、ベストエフォートでは1回の受講料が150円ぐらいという安さです。
二つ目がセブ島留学の『セブ・ラングリッチカレッジ』です。セブ島にある弊社スクール施設で、一日6時間〜8時間、1ヶ月間英語漬けの生活をしていただきます。料金は授業料・滞在費・食費込で1ヶ月で15万円程度です。異文化と触れ合う体験を通して、一気に英語力を伸ばせるプログラムです。
いいえ、年齢には制限がなく、お客様はお子様からシニアの方までいらっしゃいます。期間は大体1週間から6ヶ月間ぐらいの間で、スクール施設の中には寮がありますので、そこで生活して頂きます。
そうですね。休学中や夏休みの学生さんが非常に多いです!最近は、フィリピンの留学が盛り上がり始めているところなので、早稲田大学や慶應義塾大学や東京大学の特に意識の高い学生が多くいらっしゃいます。
僕は高校時代から英語が得意で、TOEICのスコアは985点だったので、大学では主に英語を使った翻訳の仕事をしていました。実は僕、大学を卒業していなんですよ(笑)。
イマイチ大学が好きになれなくて、結局中退して、会社員を二年勤めました。でもこれもまた、毎日同じ事の繰り返しで刺激が足りなく感じていました。
勤めた会社は、特許事務所でして半分技術職、半分翻訳のような仕事でした。給与待遇はそこそこよかったし、職場の方々も親切で恵まれた環境だったのですが、刺激が少なく退屈に感じていました。ちょうど転職を考えていた時に、大学の時の友人が新しいビジネスを考えていると相談を受けました。そして、一緒にやろうとなり、それが今のラングリッチです。
そうですね、独立したい気持ちはずっとありました。自分で稼げる状態にはいつもなりたいと考えていて、フリーランスでの翻訳という、手に職もつけました。
4月に日本法人を登記して、7月にサービス開始したので3ヶ月間程度ですね。最初はお金がなかったので苦労しました。ずっとラングリッチの仕事とは別に、副業で翻訳の仕事をして生活費を稼いでいました。はじめは創業者3名とフィリピン人スタッフ10名程度の小さな会社でしたが、この2年間で日本人が17名フィリピン人が430名の組織にまでなりました。