「コンプレックスを抱える人々を笑顔にしたい」
株式会社ドウゲンザッカーバーグ/檜垣 雄介
そうですね。僕の場合はなりゆきで起業をしています。でも起業したからにはやっぱり成功をしたいじゃないですか。(笑)
それに「僕のような凡人がなりゆきで起業に成功したら面白い」と思うようにもなりました。凡人が起業に成功して一つのロールモデルが出来れば、そのロールモデルって量産可能ですよね。そうしたら日本の経済や世界の経済って、もっと良くなるんじゃないかなって思うんです。
僕は「凡人のためのロールモデルとして成功したい」って今はすごく思ってるんですよ。
だから、会社名もふざけた名前にしたんです。 「株式会社ドウゲンザッカーバーグ」とか、ふざけた名前の会社が上場したり、何十億の売却になったら、絶対学生が見て、「ああこんなふざけた名前の会社がスケールできるんなら絶対自分たちもできる」「絶対これノリで、会社作った感じじゃん」って思いますよね。だからこそ、こういう会社名で成功するとすごいインパクトあるんじゃないかなって。
○○株式会社みたいなところが上場しても、すごい人が「自分には到底できないようなことをしてる」ってイメージにしかならないじゃないですか。
そういう、起業に対するイメージが変わるような会社を作りたかったっていう思いがありますね。
僕のようになるべきかっていうところは、議論が分かれると思うんですが。(笑)
「起業家になりたい」っていう意味で回答すると、僕の場合はベンチャー企業でインターンをした経験が起業家を人生の選択肢の1つに加えてくれました。なので、インターンをしてみるというのは、起業家にすごく近づくとは思いますね。
本当に、起業自体は全然難しくないですよ。おすすめは、VC(ベンチャーキャピタル)の方と関わりを持つことですね。シードと呼ばれる、まだ起業を準備している段階のところに投資をするVCの方たちって結構いるんですよ。僕だったら、自分が起業をするサービスをパワーポイントにまとめて、こういう流れで儲かりますというのを学生なりに考えて、それを、シードのVCの方たちに持って行ってダメ出しをしてもらいますね。それで、その人たちがOKって言うまでずっと直します。それで、シードのVCの方たちが投資すると言ってくれたら、お金もつきますし、VCの方たちが良いって言うんだから、事業プランとしても結構いい線いってると思うんですよね。自分だったら、そのコースで行きますね。
自分だけで悶々と考えて、ちょっと友達集めて作ってみて、とか、そこで完結していても、所詮学生が考えて、学生が作ったサービスなんで、大したものにならないんですよ。だから、成功の確率を上げるためには、大人たちが入って、その大人たちに指導してもらうことが一番ですよね。だから、VCを入れるっていうのが、絶対いいですね。
そうですね。普通の人でも、起業って絶対できるので、自分が特別じゃないなとか、熱いものがあるわけでもないなって思う人も、とりあえず、行動してみたらいいんじゃないかなって思っています。行動したら、周りの環境も変わるので、その環境に適応していくことで、結果的に自分も成長していくと思うんです。普通の人こそ起業してもらって、普通の人でも成功できたっていうモデルを作って欲しいなって、思います。
僕自身もその部分をずっとやりたいと思っているので。是非、その成功モデルを作ってみてください。
本記事の作成者:並木 一史
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