『サイバーエージェント子会社社長の告白』
【第3弾】
CA Young Lab 須田 瞬海
「”仕事“という名のゲームに没頭せよ!」
〜週5日の仕事でワクワクするために〜
『サイバーエージェントのグループ会社の社長インタビュー連載企画:第3弾』
株式会社CA Young Lab 須田 瞬海
最初から仕事内容にこだわりすぎず、柔軟性をもつことが大事と考えています。
熱中できる仕事が見つからない人は、内容にこだわりすぎて、身動きがとれなくなっているかもしれません。
私も、今の事業内容に、最初から熱中できていたかと言うと、そうではありません。
今までやってきた、芸能、広告、インフルエンサー事業、どれも最初から興味があったかというと、そういうわけではないです。
若いうちから仕事内容にこだわりすぎると、
自らの可能性を狭めてしまう可能性があると思っています。
特定の内容にこだわりすぎる人は、組織の中では柔軟性がないと判断され、成長の機会を失うかもしれません。
ですから、
私は仕事内容よりも、働き方や役割に注目しています。
「自分に合う仕事って何だろう?」
「自分がやりたいことって何だろう?」
と考えることも、もちろん大事なことですが、
そもそも、「何が好きか」「何をやりたいか」って、
色々と経験してみないとわからないことでもあります。
「自分のやりたいこと」ばかりでなく、どういう働き方で自分を高めていくかという、
どの仕事内容に対しても適応できる、ベースとなる目標を作るようにしています。
例えば、
「自分が設定した目標や課題に対して、常に達成できるようにする。」とか、
「組織の中で、常にプロジェクトのカギとなるような働きをする」とか、
仕事の内容や仕事場が変わっても、ブレない軸となる目標があると強いです。
私が今意識しているのは、前述した週5日の仕事に熱中できる『組織づくり』と『人づくり』です。
これは、どこにいても絶対に必要になってくることです。
ですから、今は「若年層マーケティングの会社」ですが、
明日から「ゲームの会社」をやってください、と言われてもいいと思っています。
「週5日の仕事に没頭している」と言える環境を探してほしいと思います。
やはり、
どんなにお金が稼げても、
どんなに会社のブランドがあっても、
人生で大きな時間を占める“週5日の仕事の時間”に没頭して熱中できないと、
いつか辛くなる日がきちゃうのかな?と思っています。
せっかく働くのであれば、
「週5日の仕事が楽しみ」と言えるくらい、仕事に熱中できる環境を探してほしいですね。
就職は、人生の投資です。
せっかく投資するのであれば、
人生の多くの時間を費やす「週5日が仕事」の部分に焦点を当てて投資するべきです。
きっと「週5日が仕事」が楽しくなれば、
「週2日の休み」も、より充実したものになっていくのではないでしょうか。
本記事の作成者:黒田訓英