『サイバーエージェント子会社社長の告白』
【第15弾】
QUREO 事業責任者 高橋 悠介さん
「You Only Live Once. 恐れずに心躍ることに飛び込め!」
『サイバーエージェントのグループ会社の社長インタビュー連載企画:第15弾』
QUREO 事業責任者 高橋悠介
「21世紀型の教育サービスを創る」ことです。
例えば「世界的に普及した20世紀型の教育サービス」と言えば、「公文式」が想起されるかもしれないですが、
「21世紀型の教育サービス」と言えば、「QUREO」と言われるようにしたいです。
20世紀は、“いかに物事を速く処理していくか“=“処理速度”が重要でしたので、公文のような、与えられた課題に対して、いかに早く正確に回答できるかという教育が、当時の時代の流れに即していました。
しかし、21世紀に入り、変化の激しい情報社会の中で、AIなどの登場によって、
人間にとって、与えられた問題をいかに速く正解に導くかは、それほど重要ではなくなってきました。
これからは、人は、「世に溢れている情報を自分で取捨選択し、正解を定義して、人々に発信したり巻き込んだりして、実現していく力」が大切になってくると思っています。サービス創りのように、まさに何かを創り上げて行くことができる力が重要になるわけです。
その力を「QUREO」を通じて届けたいと考えています。
また、学ぶ内容が変化を遂げているように、”学び方”にも革命が起こるべきだと考えています。
先述したように、「QUREO」はゲーム会社のノウハウを活かして、非常に楽しんで学習を進めることができるように設計しています。
勉強は楽しくないもの、疲れるもの、暗記するものではなく、楽しんで遊んでいるうちに気付いたら実力がつくような新しい教育のカタチをつくりたいです。
21世紀型の教育サービスとなるべく、まだまだやることは山積みです。
「世の中にある様々な社会的な課題を、仕組みのアップデートを通じて解決したい」と考えています。
数年経てば、社会が変化する現在、
社会の変化に追いつけずに、仕組みがアップデートしきれていない分野があります。
例えば、農業であったり、介護であったり、人々の生活を豊かにするためにもアップデートしなければならない課題が多々あります。
「QUREO」も、「プログラミング教育をアップデートする」ということですが、
教育にとどまらず、社会的に課題のあるところ、人々が求めているところに対して、インターネットの力を活用してアップデートを仕掛けていきたいと思っています。
アップデートすることによって、他人の生活や考え方を大きく変えるきっかけを与え、
“より多くの人が主役になれる世の中”を創りたいと思います。
You Only Live Once. というとても大好きな言葉があります。
人生は一回きりです。
もちろん責任も伴いますが、大きなリスクをとって思い切って色々なことに飛び込んで欲しいなと思います。
僕自身、振り返ると高校時代、大学時代と結構くすぶっていました。そんな中少しずつ視野や見える世界、想いが変わってきたのは、ワクワクすることに恐れず1歩を踏み出せたからだと思います。
今何か少し引っかかっていたり、モヤモヤしている人は、圧倒的に足を動かして行動してみてほしいです。当たり前ですが、どんどん気づきや行動の幅、行動の質も上がってくるからです。知らないものを想像することはできないので、色んなことを知りまくりましょう。
また、もう一つ「超恥ずかしいような大きな野望を持つ」ことを大切にしてほしいです。
最初の目線の高さや夢で、勝負は決まっています。金メダルを狙ってない人がオリンピックで金メダルを取ることはできません。
無理に上げろと言うわけではなく、できるできないは後にして自分がワクワクする夢を持ってほしいと言うことです。
僕自身まだまだですし、みなさんと大きな野望を抱いて一緒に戦っていきたいです。
本記事の作成者:黒田訓英