「チャンスはみな、平等に与えられているということ」
株式会社フォトクリエイト / 白砂晃
心にスイッチをいれるだけですね。例えば、遊びや仕事でも「やっちゃったなぁ」とハメを外したこと、ありますよね。ハメを外したときは、心の枠が外れている状態です。なので、モノの見方や角度を変えるだけでいいと思います。
学校写真の在り方を変えていきたいですね。小学校の行事の写真は、地域の写真館さんが卒業アルバム用に撮影することが多く、運動会や遠足の写真も5,6年生がほとんど。また、個人抜き写真を貼りだすとなると、スペースに限りがあるから、グループ写真が多くなります。写真館さんには、1年生から6年生までの子どもたちの写真を撮ってあげたい想いがあります。当社のシステムを活用してもらって、一人ひとりに想い出の写真を届けていってもらいたいと考えています。そうすれば、子どもも保護者の方も、売り上げが増える写真館さんもハッピーになりますよね。 また、小学校だけではなく、中学、高校でも、全国の写真館さんと一緒にこのスクール写真の世界観を実現していくことを目指しています。
「写真は空気」だと思っています。その人の周りにある空気ごとカメラマンさんが切りとって、写真を媒介としてお届けしているんです。どの写真を手にとっても、一瞬一瞬の「感動」が込められています。 また、世の中に写真が広がっているということは、私たちが、平和な社会を生きているという証なんですよ。例えば、戦争中に写真を見ても、「わぁ、すごい」「綺麗だね」なんて、想わないですよね。そもそも生きることが第一で写真を購入することもないですし。だから、写真文化が世界に広がることは世界の平和につながると思っています。そういったところに魅力を感じますね。
2010年に開催された東京マラソンで、ある男の子が走った写真があるんですが、感動というよりは、心を動かされたといいますか。もう、その子は亡くなっていて、母親が息子さんの走っている姿をもう一度みたいとのことで、サイトに来てもらいました。探してみたら、息子さんの走っている写真が見つかり、「久しぶりに、息子の活き活きと走っている姿を見たら、元気をもらえました。ありがとうございます。」と言われました。感謝の気持ちを頂けると嬉しいですね。こうやって、その人にとって記憶に残る写真というのは、 心や人生を輝く未来に向かわせているんだと感じます。
挑戦するかしないかは君たち次第です。周りに流されずに挑戦の数を増や して行動してほしいです。行動する上で、気をつけてほしいことは、よく周 りを確かめることですね。目の前の信号が赤信号だからといって、必ず立ち 止まる必要はありません。確かめながら渡ればいいんです。逆に、赤信号だ から立ち止まっていても、ボーっとしていればトラックや車に突っ込まれま す。右左、状況を確かめて道を渡るように、挑戦の幅を広げてチャレンジし てみてください。