見るだけのサイトと買うだけのサイトの融合
株式会社感動大陸 / 早川 賢
これは旅行業界の問題点というよりは、今のWebの在り方の問題だと思うのですが、
例えば航空券を検索するときにしても、今の形態はあまり見る人のことを考えられてないように思えます。今までは航空券やホテルの予約を取りたければ、旅行会社のカウンターに出向いたり、電話をする必要がありましたね。でも今は自宅のPCから全部出来てしまいます。これは喜ぶべき進化です。でも、たとえば北京へ行く航空券をネットで捜そうと思って、大手ポータルサイ トで検索をしますよね。この手のサイトは消費者の認知度が高いので莫大なアクセスがあるのですが、彼らはただの箱を提供しているに過ぎないので、実際は彼 らに広告料を払っている、沢山の旅行会社が提供する商品を検索するわけです。
そうすると同じ航空会社の同じ便の航空券が、何十件も検索結果に並ぶわけです。上位の方は100円単位で厳しい1位獲得競争をしていますが、5位以下くらいになると、みんな同じ金額で売っています。これって「あるべき姿」ですか?
確かに箱を提供している側からみれば、自分のサイトに参加してくれる企業が増えれば増える程儲かるわけですから、あえて掲載数に制限をもうけないのは理解ができます。でも1位から20位まで同じ商品を見せられる側の消費者は楽しいでしょうか?もちろん競争の原理が働けば、消費者には有利になりますが、航空券なんて旅行 会社からみれば1枚売って2000円、3000円の儲けです。そこから利益を削って100円単位の競争をしてもたかが知れています。その代償として何十件 も中身の同じ物を消費者が見せられている・・・。この例えは格安航空券に限った話しではありますが、もう少し、見る人のことを考えたWebの形があっても良いのではないかと考えています。
中国語に限ったことではないですけど、何か新しい言語を学ぶときに、発音がこうで、舌をこうまるめて、と意識しているうちは流暢にしゃべるのは難しいと思います。私は中国語を学ぶとき、音としてではなく、リズムとしてとらえるという学び方をしていました。これは意識的に行っていたのではなく、後から気がつ いたことなんですけど。今思えば、現地の人たちの中国語を、リズムとしてとらえて真似できていたのかもしれません。これは私がバンドをやっていたからで、 すべての人に当てはまる習得法ではないかもしれないですけど。
私はベースをやっていました。当時は80年代後半で、日本ではボウイがすごくはやっていました。
洋楽で言うと、アメリカでは西海岸のほうのLAメタルとか、陽気なメタルが流行っていましたね。イギリスの音楽はあんまり聞きませんでした。私は陽気な音楽が好きなんで(笑)イギリスの音楽はどこかしっとりしている感じがして、今でもOasisとかU2を聞いてもあんまり好きにはならないですね。いい曲があるのは解るんですけど。でももともと音楽に入ったきっかけはビートルズだったので、ビートルズは大好きです。
してましたよ、スラップベース。当時はチョッパーって言ってたんですけど。
ちょうど日本でカシオペアやTスクウェアも出始めてて、Tスクウェアはよく聞いていましたね。
中国に行ってからもバンド活動はしていて、中国の人と組んだり、留学生同士で組んだり、いろいろしてました。当時の中国ではロック自体がほとんどなくて、プロでもチョッパーベースができないみたいな状況だったので、結構重宝されましたね。CDも出していたんですよ。