チャレンジこそが起業の強み
株式会社イースリー / 小野寺 徹也
会社全体として、プレイヤーを増やそうという事を理念に活動しています。ですから全事業においてプレイヤーに特化して活動しているところはうちだからこその強みですね。
起業するに当たってはそれほど大変なことはありませんでした。
むしろ、全職の関係で辞める際に「新しく関連会社を作るから残ってくれ」と言われ8ヶ月間、掛け持ちで仕事をしていたのでそこが大変でした。月・金で関連会社の勤めに出て、他の平日は仕事をし、土・日は大会に出るというハードな生活をしていました。
僕で言うと失敗はたくさんしましたが、色々なチャレンジができたのは良かったと思います。
自分の責任でチャレンジができます。思い通りに行かないこともありますが、チャレンジし続ける事ができるのは起業の魅力だと思います。
理念の徹底ですね。今の仕事で言うとプレイヤーに特化するということからはずれないことです。
そもそもプレイヤーに特化しようと思ったのは自分がプレイヤーだったので、すごく消費者のニーズがイメージしやすかったのと、中・高生向けに特化した媒体 は当時無かったので、そういうものを提供したいと思ったのが始めですね。選択と集中ということで、広い分野に力を散漫させるのではなく、ある一部分に特化 してそこに力を注ぐ、狙ったターゲットだけに良いサービスを提供するという事を意識していますね。
他には無い強みを持っている企業は今の不況でも力を発揮していますし、たとえどんな時代でも他に無い強みを持っている会社は強いと思っています。
ですから、自社も何か他に負けない強みを持ちたいと思っています。世の中はこれからもドンドン変化していきますから、変化する前に時代を先取りするような ビジネスを考えていきたいと思っています。中期事業計画と言うものをしっかりとり、それを社員にも明確に提示して仕事をしています。今後も引き続き、プレ イヤーに向けたサービスを提供していきたいと思いますね。
私が学生に戻れるならば、色々なものを見て回りたいと思います。
若いうちは色々なことにチャレンジして、たくさん失敗した方が良いと思いますよ。失敗すると大きく成長できると思います。大きなチャレンジをするではなく、まずは小さなことからチャレンジしていって欲しいと思います。