楽しいことを追い求める
自由人 / 山崎拓巳
僕は「ABC目標」を立てています。 まずA目標は「人生をどういうものにしたいか。」「その方向へ進むためにどうなったらいいか。」「そのためには今年どうするか。」という逆算で決定します。 Bが「ちょっと背伸びした目標」いわゆるストレッチゴールと言われるものです。 Cは「あれもこれもダメな時のための目標」頑張ってるんだけど全然うまくいかない時があります。 でもうまくいかないと、自尊心が傷つく可能性があります。これは目標設定しないよりもずっとリスクの高いことです。 だから「最悪でもこれは守ろうね。そしてできるよね」目標を設定しています。受験でいう滑り止めみたいなものですね。
これがないと傷ついちゃうよね。傷ついたら頑張れませんよ。でも逆の人が多いんです。やるかやらないか、オールオアナッシングの人。 僕はそれはもったいないと思っています。ある程度のアイドリングを保ちながら淡々とやっている人の方が遠くまでいけると思います。 ぜひC目標を設定してみてください。
今は時代の流れが早いので、優秀なビジネスモデルでも三年でつぶれちゃうこともあるから、一応参考までにね。
1、イニシャルコストのかからないもの。
2、ランニングコストのかかりにくいもの。
3、在庫を持たない。(今は在庫をはく前に時代が変わってしまう可能性がある)
4、小さい利益でもいいから長く入り続ける仕組みのもの
(堀江貴文さんのメルマガ等参照)
よくこういう表現をする人がいます。「お金があるからいいじゃないですか。」僕はこういう人はお金持ちになれないんじゃないかと思います。 お金というのはさっき言ったように、していただいたことやらせていただいたこととの差額です。 となると、物の価値がわかっていなければ、価値を提供することもできないし、していただいたことの価値もわからないですよね。 物の価値を知るというのは「このことにお金を使うのはもったいないと思う。このことにはお金使ってもいいと思う。」という価値判断を間違えないこと。 それを「あるんだから使っちゃえばいいじゃん」という人は価値に対して鈍感になっていくと思います。 例えば僕には画家という面もあります。 けれど、絵に関してはチャレンジャーだと思っています。 飛行機もエコノミーに乗ります。 絵で利益出していないのに、ファーストクラスなんて乗ったらただの道楽になってしまいます。 逆に赤字だとしても、フランスに行ってデッサンスクールに行くことは価値があると思う。だから使う。 このように自分に対しても物に対しても正当な価値をつけられるようになる、それがお金持ちになる第一歩です。
世の中の名だたる会社の全てが、最初はベンチャーだったということを覚えておいてください。 確固たるものがあるように見えるし、そう見せているけれど、全ては文化祭の延長線上のベンチャー企業なんです。 怖れることは何もありません。若さという保険が効いている間に大暴れしなさい(笑) 後、「これは嫌いだ」とか「苦手だ」と思ったときは「メンタルブロックかも?」って疑うくせをつけてください。
「確固たるものを疑おう。」