思い立ったらすぐに行動
行政書士法人こころ / 藤澤絢香
大学時代は通っていた予備校の先生ですね。その先生の著書も読み、努力する事の大切さを学びました。でも歳をとってくると両親の凄さも身に染みてきますね。母親は24歳のときに私を産んで育てていたんです、今の私の年齢とほとんど変わらないんですよ。しかも小学校の教師として働きながら育ててくれていたので、昔は何気ない事のように思っていましたが、今になると凄いと思いますね。私自身が現在自分の事でいっぱいいっぱいなので(笑)。父も私が幼少の頃はケーキ屋を営んでいたんですが、父方の祖母の死によって看護学校に通い始め、介護福祉士の資格を取得して老人ホームの施設長になったんですよ。そんな両親の働きぶりを振り返ると私自身も頑張らなければいけないと思いますね。
行政書士界では横須賀てるひささんですね。まだ若いんですが本もかなり書いていて、資格起業家を目指している方なんです。行政書士という枠にとらわれずにやりたい事を追求するという考えを持っている方なんですよ。例えば交通事故の場合は「行政書士として対応できる範囲の事だけをやる」のではなく、とにかく交通事故で困っている人を助ける為にわかりやすいパンフレットの作成や、相談会の開催等自分がお客様のためにできるあらゆる事を考えて実践していくというような考え方です。とにかく型にハマらない方で、私も見習いたいと思いました。
法律ってビジネスをはじめ何事においても重要な要素なので、その知識を深める事は決して無駄になる事はありません。ですから学生の内に法律の勉強を沢山して欲しいですね。私もまだまだ駆け出しの身ですが、法律家はダイレクトに人の役に立てる仕事ができるのでやりがいがありますよ。
決断すれば変わるということです。何々をしたいという願望ではなく、決断する事が大切なんです。決めてしまったことに真剣に取り組み実現しなければいけません。また目指す目標は自分の実現範囲ではなくて、かなり厳しい目標を定め、決断をして取り組んで行って欲しいんです。若いんだから、気にせずガンガン挑戦して欲しいと思います。乗り越えられる壁しかあなたの前に現れませんから。
あと、自分の身の回りで起こった出来事を偶然と思わないこと。それは人の出会い、トラブル、幸運、といった奇跡的な出来事もあなたにとって必然の出来事だということです。必然の出来事だと認識して前向きに行動してもらいたいです。