毎日サラリーマンを続けるのは無理だ!
平林公認会計士事務所 / 平林亮子
私自身は本当にそんなエネルギーもやる気も全然なくて、主人にはリラックマに似ていると言われたんですよ。『明日やればいいことは明日やる』とか『やる気 がない日は寝ちゃう』とかね(笑)よく行動力があると言われますけど、自分では全くそう思っていないですね。もし、自分に行動力があるとしたら、物事を難 しく考えない性格が行動力の源なのかなと思います。やってみようと思ったことは深く考えず何でもやってみますし。
ないですね。どんな作業だって集中して、頑張らなくてはいけないですし、それは当たり前のこと。締め切りを守ったり、ミスをしないようにしたり、求められた 成果を出すということは、当たり前のことであって、あえてそれを意識することではないと思っています。それにほとんどのことは「どこそこを間違えました。 すいません」と反省して修正できること。もちろん失敗したら落ち込みもしますよ。でも落ち込んだら落ち込んだままでいいじゃないですか。無理して元気にな らなくてもいいと思います。
ありがとうと言って笑顔で死ぬことですね。自分が生まれてきた事そのものに、最後感謝して死にたいですね。
そういうと、「悔いなく死にたいということですか?」と聞かれますが、悔いは別にあってもいいと思っています。後悔しても何の問題もないと思います。一般 的にマイナスとされるような嫌なことや辛いこと、後悔するようなことが起きることは当たり前のことですから。いろいろあるのが人生ですから。悔いがないよ うになんて思って力が入ると生きにくくなるような気がしますよ。
あまり『社会』という枠組みで物事を考えないですね。極端な話かもしれませんが、私の能力では自分を中心において人生を生きていくしかなくて、自分を中心 にした時に直接影響があるのはせいぜい家族やご近所さん、自分の周囲にいる人や企業くらいなのではないかと思うんです。環境問題とか就職難とかいっても本 当にアルバイト先がなくて、本当に明日食べるものもないかと言われると大多数の人はそんなことないでしょう。直接影響を受けてしまっている人にとってみれ ば、大変な問題だと思いますけれど。ただ、私の目から社会を見たとき、『社会』なんて大きなくくりにしたら結局は他人事なんです。そう思っていることに対 して意見を述べたり、変に予測したりするのは無責任だし無意味だと感じているんですよね。ですから、社会の中で自分に何ができるのか、社会を持続させるに はどうしたらいいのかということは真剣に考えますけれど、これからの社会がどうなるのか、についてはあんまり考えたことはありませんね。