やりたい事とやっている事が一致
ラポールプラン株式会社 / 小槻 昌弘
自分のスキルを磨くために営業の本を読んだり、セミナーに参加したりしていました。そこで様々なセミナーに参加していて感じたことがあったんです。
地方からわざわざセミナーに足を運ぶ人がいたんですが、彼らのモチベーションの高さに圧倒されていました。その時に、私もそういう世界の人に接してみたいなと思い、起業することを決心しました。これからはそういう志が高い人と接していかなければならないと思いました。 当時の会社のギャップもあったので、起業した方が良いのかなと思い決断しました。
偶然にも、先輩の中に一人で不動産業界から起業をした人がいたので、私にも出来るはずと思いました。
サラリーマン時代には築けなかった人間関係が今は築けていることです。社長は社長が好きです。私が持っている名刺は代表取締役ばかりです。やはり社長は会 社のトップであるので、人には言えない痛みを分かち合える、分かってくれます。そこに会社の規模は関係ないと思います。全責任を負わなければならない、お 金や人材の苦労を共感してくれる人が多いです。そういった人と出会えるのは起業の魅力だと思います。サラリーマン時代には会社の大きさで判断していた時が ありましたが、社長になると会社の規模に関わらず、ある程度同等に話をすることがプラスになっています。そういった社員の時には全く味わえないことが体験 できるのはとても楽しいです。
やはり経験値が必要だと思います。その面ではお金に関してはものすごく勉強させていただいています。
あとお客様の有り難さを実感しています。サラリーマンを退職して外に出ると、今の自分の実力が10分の1しかないことに気がつきました。例えば社員時代に 1億円稼いでいた人が会社の外に出たら、1割の1000万円しか稼げないということです。残りの9割は属している会社のネームバリューや社内組織が持ってい ると思いました。それくらい自分の力を痛感したので、起業は容易ではないと思います。だから起業をするにはかなりの勉強が必要だと思います。意欲がないと ずっと現状維持になってしまいます。今では起業することや社長になることは、誰でも出来ます。ただその状態を維持していくことが大変です。けれども一方で その大変さは起業の醍醐味でもあります。
自分がやりたい事と、やっている事が一致していることです。自分の好きな商品を扱い、好きなお客様と接して、好きな勉強をしていることは起業して良かった と言えます。サラリーマンの時は仕事をこなすだけでしたが、起業して社長になると全ての仕事を自ら作っていかなければなりません。けれども、やりたい事と やっていることが一致しているので、仕事を作っていく原動力になります。