田んぼに力と書いて男!農業をかっこよく
トラクターに乗る男前農家集団「トラ男」プロデューサー / 武田昌大
昔から秋田のことを馬鹿にされることが多くて、その度にイライラしていました。そのときに、自分が秋田のことが好きなんだという自覚を持ちました。そこにいたときは、嫌いだったけれど都会に出て来たときに秋田を馬鹿にされることがすごく嫌だったんです。それって故郷愛なんですよね。もうひとつは、地元にいる家族や友達が元気がなかったりやいたい仕事ができない現状を見て、何かをしたいと思いました。あとは、東京に来て僕は東京が嫌いになりました。東京は面白いし遊ぶ場所もたくさんあるけれど、暮らす場所じゃないなと思いますね。結婚して、子育てして死ぬまで東京にいるのかと考えたときにそれはないと思いました。
初めはありました。でも今は思わないです。そこを目指すとみんな同じになってしまうと思うんです。地方に仕事で回ったときに、立ち並ぶビルや商業施設を見たときに東京と変わらないじゃんと思いました。そうじゃないところもあって良いと思います。田舎でありつづけることを突き抜けていたら、それはまたそれで非現実的なものになるんじゃないでしょうか。そういう時代が絶対来ると思うんです。将来的にそこに田舎への、秋田への需要が集まってくるのを待っています。ショッピングセンターがあることが本当に楽しいのかとは聞きたいです。面白い人がいれば、そこは面白くなると思います。人の良さというのを突き抜けていった方が今後は良いと思います。
6月25日に、全国ご当地リゾットイベントというものを開催しました。ある都道府県によってあるご当地品をリゾットにするのですが、リゾットって言う食べ方をとうして各都道府県を知ってもらおうというイベントなんです。僕の行っていた大学で“すべてをエンターテインメントにせよ”という校訓がありました。エンターテインメントの必要性は不景気など、辛い時でも変わりません。お米を食べることにもエンターテインメント性があっても良いのではないかと思います。ライフスタイルの中にもエンターテインメント性を持たせようというのでもトラ男を考えたんです。
農業の問題っていうのはお米に限ったことでもないし、秋田に限ったことでもないというのが三年やってみて分かりました。売り上げのアップではなく農業全体のモチベーションアップとイメージアップというところにトラオをもっていきたいです。もっともっと大きい流れを作っていきたいんです。その先では、イメージが変わることで稼げるようになるので、流通もでき、やらない理由がなくなるんですね。そうすれば、新規就業者も増えるんです。働いて稼げるという風になってからの新規就業者の獲得が良いんじゃないかなと思います。だから三年後はそこを目標にやっていきたいと思っています。
僕が思う夢の叶え方というものがあって、世界最速で夢を叶える方法というのがあります。一つ目は、決めることです。
「いつか何かしたいな〜。」ではなくて、「明日これをする!」と決めることです。具体的に何をいつまでにやりたいかというのを決めることです。
二つ目は、行動することです。行動することは生きることだと思っているので、世界最速で生きることです。頑張ってください!
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