目の前の人を大切
マーベラス・ビューティー・ジャパン株式会社代表取締役社長 / 岩本 栄三郎
ドクターの方に対して、製品の使い方の勉強会・ワークショップを定期的に開いています。製品を紹介する中で、実際の使い方やテクニックは説明できても、教えるまではなかなかカバーしきれません。よって、ドクターがすぐに使えるわけではありません。そこで、ドクターたちは、学ぶ機会をもの凄く求めています。そしてそのニーズの割に、供給は少ないのが現状です。 そこで、私たちはそこに取り組み、今後も数を増やしていく予定です。
起業して感じたのは、常に走り続けなくてはいけないということです。もともと起業するきっかけとなったのは、スイスの美容機器メーカーと単独契約がとれたからでした。つまり起業した段階で、ある程度の売上が見込めていたわけです。しかし、それだけに頼ってはいけない。合併というリスクもあるし、一社ではなにが起こるかわからない。複数のメーカーと契約すればリスクも回避できるし、患者さんにもより良いものを常に提供できるようになります。そういう面で、今でも新しい商材を探して、走り続けています。
「美容業界の発展に貢献する」ですね。しかし、全員に落とし込めているかと聞かれれば、まだまだこれからだと思います。 また会社を経営するにあたって、そもそも自分の思い描く会社を作りたいと思ったということがあります。会社の大小にかかわらず、良い点悪い点は両方存在します。しかし、それを変えられるのは、そこにいる当事者だけということを意識しています。一人ひとりが納得しなければ、本質的な部分は変わりません。自分が考える事を仲間と共有して、全力で進んでいくことが必要不可欠だと思いますスタッフ全員が自分が主人公だと思って仕事に打ち込んでもらいたい。それが思い描く会社像であり、そんな環境作りを目指しています。
ふたつあります。 ひとつは、おそらく起業志望の方は、なにか社会に貢献したいのだろうと思っています。逆に、お金とか自分のやりたいことができるからという理由で、起業したいってなるとなかなか長くは続きません。お互い志をもってやれば、それほど楽しいことはないと思います。 もうひとつは、肩書きひとつでいろんな仕事が入ってくることもあります。しかしながら結局行き着く先は「人」です。目の前の人を大切にしましょう。私もいろんな人に助けられて、ここまで来ました。