目の前の人を大切
マーベラス・ビューティー・ジャパン株式会社代表取締役社長 / 岩本 栄三郎
今回取材させて頂いたのは、マーベラス・ビューティー・ジャパン(MBJ)代表取締役の岩本栄三郎氏です。
起業して2年目で、業績をどんどん伸ばしているMBJ。その源である、岩本氏の営業力に迫ってきました!
営業といえば「インパクト」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
岩本氏が築き上げた「インパクト」で勝負しない独自の営業力とは…?
大学時代は、具体的に起業を考えたこともなかったのですが、就職活動をきっかけに、将来は独立しよう、起業しようと思うようになりました。というのは、父親の影響があると思います。私の父親は、偉大な起業家というわけではありませんが、仕事を起こすときのパワーやスピードは幼心に今でも残っています。父親を超えたいという気持ちがあると同時に、経営者として憧れていたという部分が潜在的にあったのかもしれません。
農学部畜産学科に所属して、自然と触れ合う毎日を過ごしていました。もともと、自然が好きだったというのもありますし、4年間考える期間がほしいと思っていました。そして、その4年間を通じて農業は素晴らしいと感じたと同時に、自分のやりたい仕事をして、畜産だけの仕事だけではなく、それにプラスしてなにかしたいと思いました。育てること+ビジネスですね。そこで、理化学機器の代理店に就職することになります。
機器が売りたかったというよりは、将来を考えた時に、独立するには「営業力」が必要不可欠だと感じました。そこで、営業ができるその会社に入社しました。起業する前に、転職を3度するのですが、いずれも営業をやっています。そして、起業後の今でも私の仕事において、営業は欠かせませんね。
37歳ですね。今で、起業して2年目です。
いろんな起業家の方がいらっしゃると思うのですが、私はみなさんと違って、具体的な志があるとか、計画があったわけではありませんでした。ただ、営業をしていく中で、本当に色んな人との素敵な出会いがあって、その出会いを通じて確実に自分自身の成長を実感できました。 20代後半から30代前半にかけて、素敵な出会いを通じて、仕事の楽しさが見えてきました。そんな中で、会社員は組織の歯車で、それも大きく力強い歯車で仕事をすることも、とても素晴らしいことだと感じたと同時に、自分でやりたい、その歯車を生み出したいと思うようになっていきました。
ふたりいます。ひとりは、現在一緒に働いている方です。そしてもうひとりは、業界は一緒ですが、別会社で働いている方です。ふたりとも、人生において非常に良い影響を与えてくれました。