一番重要なのは「創造力」
ケアプロ株式会社 / 川添高志
そうですね。また、大学の3、4年の時の夏休みにアメリカに研修へ行きました。
そこでアメリカと日本の医療界の現実の差を目の当たりにして、今までの日本の医療に失望したと同時に悔しかった。
また、アメリカには、ワンコイン検診のきっかけになったモデルである、ウォルマートというスーパーマーケットの中にある、看護師が簡単な医療行為が出来るクリニックがありました。
そのモデルを見て、日本でもスーパーマーケットとかで手軽に予防医療が受けられるようなサービスを将来作っていきたいなと思いましたね。
そうですね。病院ではやはり「治療」ばかりで、その前の「予防」というところにメスを入れられていない気がしていました。
ケアプロのワンコイン検診というのは基本、お客さんからお金をもらってやっているので国の保険財源を全く使わないんです。
自分自身の健康のためにお金を使って健康管理をすることが、病気にならない上に医療費も使わないということで日本の医療財源の枯渇問題というところにも貢献できる。
さらに言うと、海外にも展開できれば海外に誇れる日本のサービスになるだろうと。
当初色々と狙っていた全てに貢献できると思えたので実際にやろうと思いました。
きっかけとしてはテレビや、新聞、口コミが多いですね。
来る方の意識としては、ワンコイン検診ならばすぐに結果も出るし、料金も安いし、保険証や予約がいらないから敷居が低いということで利用してくれる方が多いです。
はい。500円で出来る秘訣は医師がいなくても検査ができるシステムを作ったからなんですね。
医師は人件費が高く、また医師がいないと医療行為ができなくなるので、医療行為にならないようにするために、指先に注射針を刺すというのをお客さん自身にやってもらっています。
自分でやる行為は自傷行為なので、医療行為にはなりません。