誰かのことを想う時、人は必ず強くなる
株式会社陽なた家ファミリー / 永松茂久
学生の時にある先生にお世話になっていたんですが、その先生にセミナーの時に言われたのが、「一番前でメモを取って、とにかくうなずけ」という一言だったんです。とにかく必死に笑顔でメモを取りました。セミナーの内容が分からなくてもです。そうすると、セミナー後に講演者の人から「若そうなのに勉強熱心だね」と声をかけてくれたんです。そして、二次会に連れていってくれたんです。ここで学んだのが、「うなずいて、メモを取ること」は本当に大切だということです。「メモを取る人が100%成功するかはわかりませんが、成功者はみんなメモを取る」という言葉があるくらいです。
そもそも、仕事とプライベートの境目がないと思えるようになってきました。
でもね、平野さん、最初は面白くないんですよ。
社会から認知してくれるまでは、甘くはないんですね。うまくいっている人は、仕事とプライベートの境目が無いと言う人が多いと思います。でも、最初からそうだったのかというとそれは違うんですね。
そうなると失敗するんです。表向きの部分だけを鵜呑みにしてはいけません。
これは読解能力の差だと思います。本を書く人間の責任かもしれないんですが、本を書いている人で「楽しんで成功しよう」だとか「好きなことで仕事しよう」のような本を書いている人がいると思います。ただ、そのような本の著者で苦労していない人はほとんどいないですよ。そして、みんなその部分をあまり書かないんですね。ここでもう一つ大切なスキルを言うと、それは「逆を見る力」です。逆を見る事ができる人間は、価値を見出せます。
飲食店事業では、飲食店経営や出店のための学校を兼任したお店を出す予定です。もう一つが、人材育成のビジネスを東京でやる予定です。講演会は全国でやっているのですが、それを塾のような形でやろうと思っていますね。
具体的に動いてください。
若い時に失くすモノはないですよ。
失うものが無いのに、みんな「何か」を守っているんですね。
何を怖がっているかが分からない人は、それは「気のせい」だと思えばいいんです。この「気のせい」という言葉は、嫌な気持ちを消してくれます。