徳は個ならず必ず隣あり
株式会社大地を守る会 / 藤田和芳
人の悪口を言わないことです。自分を良く見せる為に、人をおとしめることはしたくないと思っています。物事を楽観的に考えようとします。人間としての明るさは必要ですね。中国の鄧小平という人物に影響を受けました。政治犯として、牢屋に入れられたにもかかわらず、明るい性格もあり、中国の最高実力者になった人です。彼の話を聞いて以来、楽観的に考えるようになりましたね。
私の周りにいる社員ですね。彼らがいるから、良いサービスを提供できます。自分がこのビジネスをできるのは、社員がいるからだと思います。
強い意志を持つことですね。志と人を信じる心が必要です。自分の力には、限界があります。お互い助け合えば良い。農家の方々や消費者のことも信じることが大切ですね。それが原動力になっています。
全国に大地を守る会のビジネスモデルを広めて、地場生産、地場消費のシステムを作りたいと思います。現在、ビジネスモデルとしては、成功しています。今後は、このビジネスで海外でも大地を守る会のようにビジネスに取り組む人を育てたいと思っています。現在、取組を始めている中国で成功したら、さらにアジアに目を向けています。
論語に、「徳は個ならず必ず隣あり」という言葉があります。徳の高い人は、決して一人にはならない、同じ位徳の高い人が集まってくるということです。それは、理念、理想、志も同じことが言えると思います。仮に自分がいなくなっても、志に集まって来た人たちがいれば、会社はずっと良い経営ができると思います。隣に同じくらい高い志を持つ人がいるように頑張って下さい。