東アジアの可能性を感じて欲しい
OVAL / 石田修平
今回取材させていただいたのは、学生のための国際ビジネスコンテスト OVAL実行委員会委員長の石田修平さんです。
現在、東京大学教養学部理科二類在学中で
8月までOVAL実行委員会の実行委員長をしていらっしゃいました。
今後は工学部システム創成学科知能社会システムコースに進学予定で、
統計学やデータマイニングを学ばれるとのことです。
また、課外活動として、ベンチャーでの長期インターンを視野に入れている彼。
OVALで代表になったきっかけや、石田さんの熱い想いを伺ってきました。
是非、ご一読ください。
現在は、学生のためのビジネスコンテストOVALの代表を務めています。 具体的な活動内容として、今年の8月に場所は東京の代々木オリンピックセンターで日本、中国、韓国の学生が一週間の合宿形式の国際ビジネスコンテストを開催、その運営の準備を行なっています。
活動は多岐に渡りますね。 主に企業に訪問して、渉外活動のようなこともしますし、コンテストに向けて、色々なイベントの企画なども行なっております。
また、組織の代表として、イベントなどでプレゼンを行ったりしますので、その練習なども行ないます。
以前から自分で組織を動かしてみたいという思いやOVALをより良くしたいという思いがありました。たしかに副代表でも、普通の一スタッフでも出来ることです。しかし、代表という立場が一番行いやすいという立場だということは間違いありませんし、「代表として組織を作っていきたい」という思いが強かったので代表になりました。
代によって違いますが、僕の代は、立候補して選挙で決まりました。
一世代でだいたい20名程います。近いうちに20名くらいほど増やす予定です。
OVALに入るという決断はほぼ直感に近いです。「一つのものをみんなで創り上げる」という経験がしたかったという思いと同時に、組織を自分の思い通りに動かす経験というのは学生団体でないと無理だなと思っていたんです。
「東アジア初のグローバルリーダーの輩出」をビジョンとして掲げています。 そのために何が出来るかというとところで、ビジネスコンテストを開催して日本人、中国人、韓国人の3人チームで経験することで異国の人との共同作業を肌感覚で体感してもらうことが大事だと考えています。その点で異国の方達との共同作業を行えることは必須です。
もうひとつは、アメリカ人でもインド人でも何でも良い訳ではなく、「日本、中国、韓国の地理的にも近い3つの国の枠組みの中でこれからもお互いに協力し、お互いのことを理解すること」を参加者の方がOVALを通してこうした経験をしてもらえればと思っています。
以上のような共同経験の獲得であったり、日本、中国、韓国の枠組みの中での「自分たちの再認識」というものがグローバルリーダーに繋がると考えて、活動を行なっています。
そうですね。
はい。
中国と韓国にもOVALの団体がありまして、その三カ国の委員会で協力して、ひとつのコンテストを創り上げていきます。