プログラミングは人生を変える
株式会社Progate/加藤將倫・村井謙太
オーストラリア・パース出身。15歳の時に日本帰国。
1993年生まれ。22歳。
2011年東京大学理科一類入学。
現在、東京大学工学部電子情報工学科休学中。
Progate共同創業者・現代表。エンジニア。
Progate共同創業者COO。エンジニア。
1992年生まれ。2011年東京大学理科一類入学。
東京大学工学部社会基盤学科を休学中。
プログラミングサークルZEROXONE創設。
趣味はバスケットボール。
Progate: http://prog-8.com/
加藤さん
東大工学部電子情報工学科4年の加藤將倫です。愛知県出身で、6歳から15歳までオーストラリアのパースをいうところで育ちました。高校入学の時に愛知県に戻ってきて、東大の理科一類に進学して、そのまま電子情報工学科へ進学しました。今から1年ほど前にProgateを創業して、代表を務めています。
村井さん
村井謙太と申します。出身は三重県で、高校までは本当に普通に育ってきて、何も考えずに受験して、とりあえず大学に入学しました。1年生のころはやりたいことも特になく、ただ漫然と毎日を過ごしていました。
2年の夏に「このままではまずいな」と思い、ユニクロで夏のインターンを経験しました。そこで、自分の信念をもって死ぬ気で頑張っている人に初めて出会って、「自分もかっこいい社会人になりたい」と思い始めました。その後3年生になったばかりのころに起業家の本を読み始め、起業家という職業に対して憧れを抱きました。そのまま、友人と起業しようとしたのですが、当時はプログラミングが全くできなかったので、サービスのアイディアを出しては全く形にできず、半年くらいは何も形にできず終わっていました。
その後、旅系のスタートアップの手伝いをする機会があったのですが、エンジニアを集めたいと思ったので、3年の秋に「ゼロワン」という東大のプログラミングサークルを立ち上げました。僕自身、プログラミングはできなかったのですが、サークルで活動していく中で、エンジニアなどいろいろな人に会う機会がありました。その中でエンジニアサークルということで受託の話をいただいたので、それをきっかけに本格的にプログラミングの勉強を始めました。そこで、初めてプログラミングの力をしっかりつけることができました。エンジニアとして、いくつかのスタートアップのお手伝いをしたあとに、Progateを二人で立ち上げました。
加藤さん
「Progate」はオンラインのプログラミングの学習サービスで、「LEARN TO CODE. LEARN TO BE CREATIVE.」をコンセプトにサービスを提供しています。
実際に、僕たち自身が受託制作や様々な人に教わったことでプログラミングができるようになったという原体験があり、「一つのものを作り上げた」ということが成功体験としてとてもプラスだったので、Progateではwebサービスを一通り完成させるための基礎力を育てることを目標にしています。HTMLやCSS、jQuery、Rubyといったwebサイトを作るために必要な言語を現時点でも揃えていますが、webサイトを作るのにとても便利な「Ruby on Rails」というフレームワークがあり、そのコースを今月のリリースに向けて現在、開発しています。
加藤さん
「僕たちがwebサービスを作れるようになった経験を反映したいと思っています。むやみやたらにユーザーを増やすよりは、1人1人が実際に自分の力でwebを作れるようになる力を育てたいというのが企業としての理念です。ユーザーの成長を手助けできるように、細かい部分でも使いやすさを追求しています。
村井さん
Progateというプロダクト自体が僕たちの、「プログラミングを通して人生が変わった」という原体験に基づく部分がかなり大きいです。何者でもなかった僕たちが、プログラミングをできるようになったことで、明確に自分の価値を発揮できるようになり、自分に自信が持てるようになりました。自分の人生を変えてくれた最大のツールであるプログラミングを使って、ユーザー1人1人の人生を変えるサービスにしたいと考えています。