リーダーシップとは、「誰かを本当に幸せにするための道具」
株式会社オープンプラットフォーム 代表取締役 / 池田貴将
【Twitterアカウント:@ikedatakamasa】
古今東西のリーダー達の教えをまとめた著書「未来記憶」(サンマーク出版)は
2011年9月発売後、たちまち2万部を超えるベストセラーに。
世界No.1コーチ「アンソニー・ロビンズ」の主要セミナー、トレーニングコースを全て受講し、
アンソニー・ロビンズ本人より直接指導を受け、2008年には会社から感謝状が贈られる。
現在は、経営者・リーダーが現場のビジネスに使えるアンソニー・ロビンズ「直伝」メソッドを
日本で学べる場所を提供するほか執筆活動等、活躍の場を広げていらっしゃいます。
主に、東京の方で経営者の方や個人事業主の方に、リーダーシップのトレーニングや講座を開催したり、執筆活動を中心に活動しています。 世の中は大きく変わってきています。今まではノウハウやスキルがあれば生きていけた時代でしたが、これだけ変化の激しい時代になり、ノウハウやフレームワークにしがみつくだけの人たちは時代遅れになってしまっている気がします。 本当にこれからの時代に必要になってくるのは、「これからどんな変化が起きるのか」ということを見通す「先を見る目」であったり、部下やスタッフの中にある「眠っている力」を引き出すことが出来る「リーダーシップ」が欠かせないと思っています。実際に、古今東西、色々な世界で活躍していたり歴史上で活躍している人達の共通点として、そういった要素が挙げられますから。 そのリーダーシップを発揮するための「原理原則」、影響力を与えるための「戦略」というのを都内を中心に、全国各地で講演に呼んで頂いております。
僕自身は、月に6、7回と少なく抑えています。 私は「講演家」というよりも、「実践家」という要素が強いので、何よりも自分自身が実践していったり、実践しているお客様をサポートしていく中で、伝えていることの精度を高めています。 人数は回によって様々で、少ないときだと、20から30名、多い時だと700名や2000名を超えるときもあります。
リーダーシップとは、「誰かを本当に幸せにするための道具」と定義しています。 つまり、「相手が本当に望む姿をもたらすこと」ということですね。自分が望む姿をもたらすことではなくて、相手が望む姿をもたらしてあげること。 相手を巻き込んだり、コントロールすることであったり、自分の言うことを聞かせるのではなく、全く逆に、その人の持っている夢の実現をサポートするということを僕は大切にしています。
一番大きいのが、「これから何をしたらいいか」という選択肢がありすぎるというのが特徴ですね。
選択肢が多すぎるのに、社会として明るい未来が提示されていない。 暗い未来ばっかり社会が見せているので、自分自身が思いつく「選択肢」自体が、楽しいことではない。自分の本当にやりたいことを思っても、趣味とか旅行したいぐらいの「短期的な快楽」ででしかない。「何をしたいんだろうか」と求めていると、本当に苦しくなってしまう。 周りからの目を気にしている人はやはり自分の本当にやりたいことは見つかりづらいですし、周りからどう言われようが、自分はこれが正しいと思うことに本当に強い想いがあれば、後から振り返ってみて自分の本当にやりたいことだったとわかってくることがありますね。 僕のお客さんでも経営者の方がたくさんいらっしゃいますけど、うまくいく人は、今の決断がどんなものであったとしても、それ「一つだけ」では、長期的には影響がないというのがわかっている。困っている人は皆、今のこの「たったひとつ」の決断が人生を全て変えると思ってしまっている。 しかしよく考えてみて下さればすぐわかることです。今から思えば、高校生のとき、どこの大学入ろうが、その後の努力しだいで関係ないですよね。大学入るときはそんな事全く思わないでしょうけど。 結局大学を出て、10年も20年も経ってからみなさんが思うのは、どこの大学、どこの会社に行こうが、「自分がどれだけの努力をしたのか?どれだけのチャレンジを積み重ねたのか?」そういう「積み重ね」が大事だということです。
結局、目の前のことに真剣になれないと、自分の夢がみえてこないし、見えたとしてもとても卑近なものになってしまって、結局あとで情熱がもてなくなるものになってしまいます。