起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

一見、偶然とも思える出会いが新しい可能性を開いてくれる。

確かに両方欲しいと思ってしまいます。 もし矛盾した2つを手に入れたいと思ったらどうすればいいのでしょうか？

　それは、自分で獲得していくしかないです。ワークライフバランスを大切にして定時で帰りたいという人には無理です。
　あと成功者は、キャリアプランを考えるな！とみんな言っています。それは、キャリアは思った通りには行かないからです。その時その時に人との出会いがあって、思わぬ方向でやってみたら上手くいったというケースが多いんですね。 

“偶然の成功”ということですか？

　一見、偶然とも思える出会いが新しい可能性を開いてくれる。でも、実は偶然ではないんです。

どうしたらその出会いを引き出せるのでしょうか？

　今、目の前のことを一生懸命やっていると、その姿を誰かが見ているものです。努力していると、なかなか魅力のあるやつだと思われて、特に若いうちは誰かが引き上げてくれます。ぼーとしている人にチャンスを与えるわけがないじゃない。自分が本当にやりたいことじゃなくて、やりたくない仕事を回されて文句を言っているような人は、一生そのままですよ。 　望まない仕事でも、期待以上の働きをする人にチャンスがあります。 

20代のうちは、嫌な仕事でも全部やったほうがいいということですか？

　その通りです。ただ1つ気を付けて欲しくて、ブラック企業には騙されないでください。 

若い人は効率やテクニックを重視している傾向がありますが、どうお考えでしょうか？

　売り上げが上がってから効率を考えた方がいいですよ。売り上げも上がっていないのに効率を考えてもしょうがないです。出来ることは何でもやること。効率は売り上げが上がってきて、上手く処理・対応できなくなった時に考えるものだと私は思いますよ。
　みなさんは50くらいの力を使って100達成する方が偉いと考えていますよね？　でも、それは違います。若いうちは。120の力を使って100達成する方が、偉いんです。だから、効率よりも量を大切にした方が良いですよ。量も質も追求していってください。 

お茶の水女子大に通っていたと拝見したのですが、 どのような大学生だったのでしょうか？

　　勉強しなくても成績の良い学生でした。（笑） アルバイトとダイエットとオシャレとデートに興味がありました。当時のお茶の水の大学生は真面目に勉強していたので、異質でしたね。「みんなとは違う」が私の主義ですから。 

干場さんのポリシーとしては、人と違う方向にいくことなのでしょうか？

　激しくではなく、ちょっと違う方向ね。根が優等生なので、激しく違う道を行くことは出来ないんです。（笑） 　みんなが良いと言ったものは一度疑う。それが、視点を変える方法だと思います。

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