自然の流れの中で起業
ハリーヒルファーム株式会社 / 小針 一浩
それも流れの中で、自分自身で決めたいものもあるし、社会の流れによって変わってくるものもあるかもしれないじゃないですか。
これをやりたいって自分で決めても、本当にお客様が喜んでくれるものでなければ、やっていいものかどうか分からないっていうところがありますよね。そこで自分がやろうって思ったものを見つけたらチャレンジしたいっていうのはありますよね。企業にとっての軸は一つだと思っていて、「社会に存在意義があること」だと思うんですよね。企業っていうのはお客様に喜ばれるものを提供しなければうまくいかないんです。企業が倒産するっていうのは、マネジメントがうまくいかなくなったっていうのもあるかもしれないですけど、世の中に必要とされなくなったっていうのが多々ですよね。かりにハリーヒルという会社がなくなるとしたら、それはハリーヒルが社会に存在意義が認めら得なくなったときだと思います。
やはりお客様のほうを見て仕事をしているということですね。自分の利益のためだけではなくて、お客様のために仕事をするという視点が、コンサルティングの会社には当然必要なんですよ。視点をお客様に置き続けることができれば、時代の流れも分かってくると思うし。ニーズ・ウォンツっていうのは自らが発見できると思うし、それがコンサルタントだと思います。
「指導」というとえらそうですよね。そうではなくて、我々は「同じ方向を見て歩いていく隣人」でありたいと思っているんですよ。
「パートナー」ですよね。「そこに落とし穴があるから気をつけてください」って助言するんですけど、最終的にはその人、会社自身がゴールに向かって進んでいくことなので、それをサポートするのがコンサルタントの仕事なわけですよ。だから、僕らが道を作っちゃいけないんですよ
とりあえずやってみるということですね。成功するまでやってみる。
しかし僕は「成功」というものを定義していないので、生涯見つからないものかもしれません。そこで終わっちゃうと、その次もないでしょうから。
今僕は、成功しているとかしていないというよりは、「良い人生を送っている」。それを「成功者」というのであれば、そうかもしれないです。
ただ、「成功」というものを定義していないので、まだゴールというものには到達していないですね。
中学時代からアメリカを横断するのが夢で、昔はバイクで横断するのが夢だったんですが、結局はカローラⅡで横断しましたね(笑)
横断したいという夢を持ちつつ、高校卒業とタイミングが合ったので、行ってきました。横断したり縦断したり、本当にプラプラしていました。
宿とかも行き当たりばったりのところに泊ってました。貧乏旅行だったので、向こうにいた友人に車と炊飯器、釣り道具とかを借りて、あとはモーテルか、場合によってはキャンプ場で野宿したりもしてました。魚は釣れないことも多かったので、その時は近くのウォルマートでチキンをホールで買ってきたりしてました(笑)。アメリカ人の友人の父親が、4つの州のロデオチャンピオンだったので、ばりばりのカウボーイでした。
そこで、ウェスタンの乗馬を習いながら、投げ縄を教えてもらいました。まあ結局はカウボーイにはなれなかったんですけどね(笑)