人生にリハーサルはない
株式会社ネクストプレナーズ / 横井 朋幸
成功とは何かを明確に持っていることです。自分にとっての成功は何なのかを定義付け出来ていることが一番重要です。例えば、何となくお金持ちになりたいでは絶対にお金持ちにはなるのは難しいと思います。目標とそれに向かう具体的なアクションプランが必要だからです。
例えば、40歳までに200億円貯めようと思っている人がいるとします。200億円持っていれば、かなりのお金持ちです。一方で5億円を目標にしている人がいるとします。彼もお金持ちが目標です。しかし、5億円と200億円では金額にして40倍も違います。どちらもお金持ちという目標ですが、目標値が40倍も違うので、それぞれの目標を達成するためには、全く異なる行動を取るはずですし、明確な使い道もあると思います。それくらい強固な目標を掲げられる人は実現するはずです。人生は言った者勝ちで、やった者勝ちではないでしょうか。強く決心をした目標を、周りに意思表示することで成功する可能性が高くなります。それらが出来る人というのは実はなかなかいないはずです。逆に言えば、それが出来ることが成功する人の条件だと思います。
札幌に起業家のムーブメントを起こし、北海道を活性化することです。世界中から起業家候補を100人集めて一人ひとりに出資して起業家を北海道から輩出していきたいです。いずれは北海道へ来れば起業が出来るという場所になり、世界に向けてPRしていきたいです。将来はアントレプレナー精神が浸透し、シリコンバレーのような起業家が溢れる場所に変えて、北海道の産業や雇用の面で貢献したいと思っています。
やりたいことがあるならただ考えているだけではなく、即行動に移してください。それが起業という選択肢なら今すぐやるべきだと思います。この世に生を受けている時点で人生は始まっています。人生にリハーサルはないですから。今が本番だと思うなら、今やりたいことをしなければ一生出来ないと思います。いつかやろうと思っていると、気づいた時には手遅れになっているかもしれません。一方で、人生をリハーサルと思っている人もたくさんいます。社会人になってから頑張ろうと思うのでは遅いと思います。私の知り合いで早い人は19歳で起業をした人がいますが、感性豊かな若い時期での起業という経験は一生ものですし、若い時に多くの経験をした人には周りはなかなか追いつけないです。20代で起業をしている人はたくさんいますが、未だに10代の間に会社経営をした経験がある人はそんなにはいませんから。そうやって自分が焦るくらいやりたいことをたくさんやっていくことが、若い間の行動では重要だと思います。
起業したい人は準備をするよりも、まずは挑戦してみることです。そこで失敗したとしても、その経験が次に必ず活かされます。多くの人は、失敗した経験が少ないと思います。だから失敗することを恐れているのではないでしょうか。失敗は成長するためには避けては通れない過程です。失敗を恐れないことが自分のやりたい事を達成する近道だと思います。