世界中の人全ての最終学歴を、schoo WEB-campusへ変える
株式会社スクー / 森健志郎
そうです。「ニコニコ動画」さんが代表的な擬似同期の例ですね。生中継の時に例えば40分の授業の中で「〇〇先生の言葉すごい響いた」とか、「ここって本当にこういうことなのかな?」とかチャットへの書き込みが、録画視聴でも同じタイミングで流れるんです。時間に縛られず、いつでもどこでもいろんな人と繋がったまま授業が受けられる環境を、擬似同期を通して作っていけるのではないかと思っています。もちろん、この録画放送もマルチデバイスで視聴可能です。
1番大きな違いは、「そこに、人がいる」という点ですね。既存のe-ラーニングサービスは、「ユーザー対サービス(コンテンツ)」になってしまっていると思います。一方、schoo WEB-campusで作りたいのは、ユーザーがいる感覚があるということです。生中継でも録画授業でも、一緒に受けているユーザーの顔が見えて、思っている事や発言が見えて、コミュニケーションを取り合ったりすることが出来る。更に授業以外の時間でも、同じschoo WEB-campusで学ぶ人達や先生に対してもコミュニケーションをはかることができるという、「そこに人がいるかどうか」というところが既存のサービスとの大きな違いだなと思います。
もちろん、性別・世代・居住地に関係なくschoo WEB-campusの授業を受けていただければ気付きを得られるような授業を展開していきますが、私達が20代後半ということもあって、メインターゲットは20代後半から30代前半ですね。この年代の層は、これから転職や、結婚といった、人生の転換期を迎える層です。人生の転換期には、学びたいという欲求が高まります。その機会を逃すことなく、“手軽かつ、いつでもどこでも学べる選択肢を提供する”ということに価値があるのではないでしょうか。
もちろん構想としてはあります。もちろん、「WEB上に誕生した学校の新しいカタチ」なので、既存の大学の学部構成から考えはじめなくても良いと思っています。ただ、次のどの学部を開講するのか、というのは、使って下さる利。学部の統合であったり再編成も定期的にやっていくことになると思います。 10月10日のリニューアルでは「ビジネス学部」1学部構成で運営をスタートしました。ビジネス関係に焦点を当てた授業に特化して、それを週に約2本程度実施していきます。