獣医から起業へ
株式会社DogHuggy / 長塚翔吾
去年の9月頃に今のサービスを思いつきました。その頃はまだ高校に通っていたので、放課後と毎週金曜日は仕事の日と決めて働く感じでした。
まずは、起業について全く知らなかったので、自分でGoogleで調べることからのスタートでした。それから、会いたいと思った人には直接会いに行って、話を聞きました。分からない時は人に助けを求めます。今の時点でも、僕一人で何か出来るわけではなく、人に協力して頂いているからこそ、できています。人に協力してもらうには自分が夢中になっているビジョンを持つことが必要だと思います。今一緒に働いているメンバーも協力して頂いている方々も僕の「日本をどうぶつ先進国にしたい」という思いに賛同して下さっているから繋がっています。
それから、株式会社TECHFUNDのSUNRISE Programという「サービスの開発を資金調達まで支援してくれるプログラム」があって、僕はその一期生でした。そこで、自分が必要だと思っていたサービスを実現するためのノウハウを学びました。例えば、このサービスのプロトタイプを作りまずは公園で検証を行いました。50人ぐらいの人を集めて、どうお客さんが反応するのかを調べました。このサービスのニーズは自分の肌で感じてはいたので、自信はあったのですが、起業する上で仮説検証は大切です。実際にサービスを利用する飼い主さんたちの声を聴くことで自分では気づけなかった細かい点などを知ることができ、より良いサービスを作ることができました。
大変です。起業前は自分でゆっくり考える時間があったのですが、今はそんな暇はありません。やらなきゃいけないことや、やりたいことがたくさんあり過ぎて大変です。タイムマネージメントは一週間単位でやっていて、目標も一週間ごとにあります。毎週のミーティングで、目標決めと先週の実績の改善策などを話し合っています。
毎日いつも失敗しています。失敗の連続です。起業をして自分の頭にあったことと現実に起こることが180度違うということも珍しくありません。例えば、メールの一つでも、失敗と感じることは多々あります。特に、自分は社会人経験をせずに起業をしたので、その分の難しさや辛さは増していると思います。
切り替えられていません。それでも、「やってやるぞ」という気持ちを持って、自分のビジョンを頼りに頑張っています。自分が信じたビジョンがあるのはやはり大きいです。
やりたいことがあれば、どんどんやることが大切です。他の人に共感してもらえる、夢があれば協力してくれる人は絶対います。だから、まずはやる。実行してみる。怖いとか言っている暇があればやってしまえ。僕も毎日、「やってやるぞ!」と思ってやっていますので、「みんなもまずはやりましょう!」