こころ豊かな人生
株式会社オルトプラス / 石井 武
今よりもいっそう国際化が進んでいるだろうなと思います。
インターネットの普及が情報格差を縮め、望めは多くの情報を自宅にいながらにして手に入れられるようになるでしょうから専門書の知識を得るためだけであればもうわざわざ大学の図書館に通う必要は減るかもしれませんね。大学の図書館どころか世界中のありとあらゆる情報が手に入る。
そうすると世界の人々はお互いに得た情報から考えることが近くなっていきますからそこから真の国際化が進むのではないかなと思っています。逆に最後まで生身の体で出向かないと経験できないことについてもっともっと新しいサービスが生まれるような気がします。こういったサービスは最後まで時間と場所の制約を受けるものでしょうから世界中に多様なサービスが共存出来ます。日本の田舎であってもうまく世界に情報発信すればそこでやっていけるサービスを産めると思います。
少し見方を変えればパッケージソフトや図書館に代表されるようなコンテンツはどんどんアーカイブされて膨大に蓄積されいつでも引き出せるようになる。一方で時間や場所などに制約を受けるライブ感のあるコンテンツやサービスはもっともっと多様化するのではないかと思います。当社もその多様化するサービスの1つとして地域、コミュニティに根ざし、世界に向かって立っていたいですね。
起業するのに、学生だとか年齢というものはあまり関係ないと思います。 起業しなくてはいけない理由があるのであれば起業すればいいと思います。起業した事業の目的が1人で出来ることならば1人で起業すればいいですし、100人必要ならば大きな会社を作れば良いと思います。 それぞれに向いた規模で会社を作るべきなのです。起業したすべての会社がひとりから100人をさらにその上を目指し際限なく成長することを志向する必要もないと思います。 同じく、学生が起業した方がいいと思うことであれば学生が起業すればいいと思いますし、逆に経験を積んでから起業をした方がいいと思えるビジネスに学生が挑戦するのはお勧めしませんね。
もし大学を卒業して企業に勤めることができるのであれば、是非そうしてもらいたいです。社会にでて、勉強しなければいけないことはたくさんあります。しかし、すぐに起業してしまうとなかなか勉強に時間を回せません。実務経験を積み、勉強する時間を確保するという意味でも、安定した職業に就くべきだと私は思います。
また、学生時代は学問として「勉強する」ということとビジネスとして「お金を稼ぐ」ということをもっと近づけて行動する意識を持つと良いと思います。
もう1つの業界全てが良いというのもあまりないでしょうし、大企業が必ず良いという状況も考えにくいと思います。その中で良い会社を見つけ、研究するだけでも大きなチャンスがあるのではないでしょうか。