「失敗」とはポジティブな「経験」
株式会社エニタイムズ 代表取締役 / 角田千佳
みなさん生きていく上で、全くなにも考えず生きてきたわけではなくて軸になるものに気づいていないだけだと思います。それは、例えば、部活や大学を選ぶとき、あるいはディナーのお店を選ぶときだったり、ちょっとしたことでも何か選ぶ際に共通していることがあるかと。それが見つかるまでは焦らずゆっくり考えればいいのかなと思います。逆に一番気をつけた方がいいと思うのは「世の中で話されているかっこいいビジョンに影響されてしまうこと」かなと思います。憧れの人のかっこいいビジョンを見ると、それに影響されて自分が本当に何をしたいのかがわからなくなってしまうので、答えは本にも著名人にもなくて、自分の人生経験を振り返ることが大事だと思います。人の意見を聞くのはいいと思いますが、あくまで人の意見なので、「他人の作った尺度や固定観念にとらわれないことを意識する」といいのかなと思いますね。
前向きであることと楽観的なことですかね。はたから見たら相当シビアに見えるような経験もあったと思いますが、とても楽しく生きてきましたし、これはなによりもの強みかなと思います。
失敗しても反省して次に活かすことが大事だと思うので、失敗はとても大事な経験だと思っています。なにかを成し遂げていくときに、全く失敗しない人はいなくて、失敗があるからこそ学べるものがたくさんあると思います。勿論、人に迷惑をかけるのはよくないですが。 物事が上手くいきすぎてると、むしろ学びが少ないこともある、「失敗があるからこそ深みが出る」と思います。
社会の枠や固定観念にとらわれず、自分が本当に楽しいと思うことや熱意の持てることは何か、ということを考えてみてください。
あとは、失敗は誰にでもあることで、むしろそれは「経験」というポジティブなもの。なので、挑戦すればそれだけ失敗のリスクもあがりますが、とても重要な「経験」なので、最終的には「失敗」ではないのかなとも思います。考え方ひとつでものの見え方は変わってくるので、楽しんでこれからの人生を生きてください。
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