『サイバーエージェント子会社社長の告白』
【第12弾】
ブックテーブル 篠田社長
「1番の山に旗を立ててこい!」
『サイバーエージェントのグループ会社の社長インタビュー連載企画:第12弾』
株式会社ブックテーブル 篠田 俊英
<経歴>
2005年にサイバーエージェントへ中途入社し、メディア事業本部で営業としてマネージャーを経験。その後、2009年からAmeba事業本部へ異動し、複数の事業・サービスの立ち上げに携わる。2013年、「読書のお時間です」の事業責任者に就任。翌年に「読書のお時間です」をサイバーエージェントの100%出資子会社にし、株式会社ブックテーブル代表取締役社長に就任。
<企業情報>
株式会社ブックテーブル
https://www.booktable.co.jp/
電子コミックサービス『読書のお時間です』
https://dokusho-ojikan.jp/
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『サイバーエージェント流!経営のポイント』
【第12弾】ブックテーブル篠田社長が考える 「1on1ミーティングで”メンバーの本気を引き出す”方法」とは?
弊社では「読書のお時間です」という電子コミックサービスを運営しています。
コミック冊数が国内最大級のサービスで、無料マンガも常時1,500冊以上あります。
話題の人気マンガから名作マンガ、先行配信マンガなど様々な作品を毎日提供しています。
私自身、子供の頃からマンガが大好きだったからです。
少年時代は、友達の家に集まってみんながゲームをやっている中、
私はゲームをやらずに、友達の家にあるマンガをずっと読んでいるくらい好きでした。
マンガを読みながら湧き上がってくる元気には、何ものにも代えられない価値があると思います。
インターネットの普及によって、ますます多くの人にマンガを届けることが可能になった今、インターネット×マンガで1人でも多くの人に元気を与えていきたい。
ブックテーブルは、「1人でも多くの人にマンガを通じて元気を届ける」ことを目指しています。
サッカーに情熱を注いだ学生時代でした。
地元が静岡だったこともあり、幼稚園から高校までサッカー漬けの毎日で、プロになろうと全力で取り組んでいました。
日本代表としても活躍した小野伸二選手は、同じ地域でプレーする仲間でした。
しかし、やはり私の実力不足でその夢は破れました。
夢がなくなってしまった後は、「プロサッカー選手になりたい」と思っていた時と同じくらい熱い想いをもち、夢中になって取り組めることを探していました。
サイバーエージェントが、「どんな立場でも、大きな裁量権を持って働ける会社」だったからです。
私は、新卒でスポーツ新聞の会社に入社しました。
「サッカー選手になる」という夢は実現できませんでしたが、「何かをなしたい」をいう気持ちは当時からあったので、
スポーツのビジネスに携わって、新たな夢を見つけようと思っていたからです。
新卒で入社した会社で、3年間は新聞制作や営業をしていました。そんなある日、営業先で当時急成長していたネット企業に行った時に、自分と同じ年次の人達が大きな決裁権を持って仕事をしているのを目の当たりにし、
私も、もっと裁量権を持って働きたいと思いました。
そして「裁量権の大きな会社」という軸で会社を探していたときに、サイバーエージェントと出会ったのです。
当時から、サイバーエージェントの若手への裁量権は他の会社と比べて群を抜いていました。
それが、入社を決めた1番の理由です。