起業家らしくないからこそ見えた、起業家に必要なこと
電脳株式会社 / 室井 亨
ほんとうに起業を考えてるなら、まずは自分の会社はこれから「どんなビジネスモデル」で「どんなマーケティング」で成功に導くのか明確にすること が大切ですね。それから3ヶ年の計画を緻密に3ヶ月毎に立てる必要がありますね。そして目標は立てて終わりじゃなくて、縮小コピーして手帳は勿論のこと自 分のノートや持ち物に貼りつけ電車に乗ったら必ず一日2回は見る、つまり常に意識していることが大事です。 自分は1月1日の元旦に今年はこうなりたい!という目標を立てたとして、その目標を12月31日に思い出せないようでは、達成する訳がないですよね。目標は、期限を設定して、具体的にどんどん箇条書きにしていかないと。
会社では年間の売り上げ目標、利益目標を立てて、それを四半期の目標に落とし込んで、結果や途中経過をグラフで可視化して、もし達成できそうになければ、じゃあどう軌道修正しようと考えるでしょ?それを個人でもやればいいんです。コツは、楽しいことから始めることですかね。達成するのがしんどい目 標じゃなくて、楽しくてしょうがない目標から立てていく。そしてその目標を自分の中に浸透させて、なんで実行できないのか、と常に意識すること。常に意識 していると、どこにいてもアンテナがちゃんと立ってるんですよ。それが大事だと思います。
出向先の枠が1人分空いてるから、という知り合いの紹介である総合商社に入ったんだけどね、新しい会社だったらやっぱり早めに行ったりするじゃない。初日のエレベーターで乗り合わせたのが今のかみさんだったんです。
まぁそれを言っても信じてもらえないんですけど(笑)でも僕はその時の彼女の服装格好まで覚えているので、それを言うと、『あぁ、それ私かもしれない』って。当時の私にとっては高嶺の花だったんですけど、プロポーズしました。
全然ありませんでした、ダメ元だね(笑)私の人生はずっとダメ元で行き当たりばったりだから。
でも、ダメでもやってみて、それでダメなら悔いは残らないじゃない。この人にフラれたとしても、フラれてから不作な女性に出会ったんなら、これは神様が授けてくれた女性だと思えるんです。
でもそこでフラれるのが怖くて、挑戦しないで、不作な女性に出会ってしまったら(笑)『あぁ、なんであのとき言わなかったんだ!!』ってなると思って、プロポーズしちゃいました。自分が納得するまで挑戦し続けることが大事です。
失敗することが怖くて、チャレンジせず立ち止まったり、考え込んでいてはチャンスを逸するばかりか、なにも生まれないと思っています。まずは結果を考えずガムシャラに突き進みことが大切!今は自信なんてなくても
失敗も含めた経験と探究心に起因する知識の積み重ねがいずれは自信となると思います。