命を取られない限りリスクなんてありません
シェルパ株式会社 / 浅川恭平
「出会った人全てを応援団にする」ということですね。お会いした方全てに応援してもらえるような人物になれるに振る舞うよう努めてにしています。
まずは、明るい人です。あとはコンテンツ、興味深い中身のある人ですね。プランとか薄っぺらなものではなく、実際に没頭して行動している人。「自分は蝉の生体だけに30年間心を奪われてきました。」みたいな人です。何かひとつの物事を極めた人って、普通の人では到達出来ない境地にいるんで、物凄く面白いんですよ。僕の場合は、エリック・クラプトンのギター一音一音で、その音を弾いた時にエリックが何を考えているかが分かるんですよ。(笑)
僕は学生の時、今一千万渡されたら今すぐ事業を始めるか、と聞かれてたときに即答できませんでした。それが即答出来るようになったら、始め時だとアドバイスもらったん言われたんです。だからその時はまだ始め時ではないなと思い、まずはネット広告会社に就職して、営業の修行をすることにしました。この言葉が大きな指標になっていましたね。
会社の中で働くことって、自分が作った物ではなく誰かが作ったものを動かしているように僕は感じます。そうではなくて、僕はその世界自体を作りたいと思いました。変な例えかもしれませんが、コピーバンドではなく、オリジナルの楽曲を作って世の中の方に聴いて頂く、という感じです。オリジナル曲を作って演奏したくて、起業したんです。
シェルパの利用者の喜びの声を聞いたときの嬉しさはひとしおですね。自分がゼロから作ったもので、ひと人が喜んでくれた時の喜びはとても大きいです。それは会社員では絶対に味わえないものですね。それが起業の魅力です。現実の 部分では、何一つ思い通りにいかないということですね。僕も人には言えないような失敗をいくつも経験しました。喜びはすごいですが、うまくいかないかったときの落ち込みも大きいので、アップダウンは激しいですね。そういう時は、成功した未来の自分を想像して、今出来ることを淡々と積み重ねていくことです。
学生のうちからビジネスのことなんて考える必要はないと思いますです。学生のうちは沢山のことを経験して、自分がこれだ!と思えるものに出会うために行動したのを待った方がいいんじゃないでしょうか。良いと思います。それがビジネスだったのなら、没入すればいいと思います。社会人になったらずっとビジネスなんですから、学生のうちに色んな経験しておかないとこじんまりまとまったつまらない大人になっちゃうんじゃないでしょうか。考えをするのではなく、色んなことを経験して、世界観の大きい人になってくれたらうれしく良いんじゃないかと思います。