繰り返される単調な日々の中、情熱を持って新しいことを想像・創造できる人間になる
株式会社リバースプロジェクト / 龜石太夏匡part2
1993年渋谷にショップ「PIDE PIPER」を立ち上げ、その後原宿、大阪にも展開し、ファッションシーンをけん引する。その傍らで、俳優としても活動し映画「ソナチネ」などに出演。その後、映画製作に移り、脚本・プロデュースをメインに活動。主な作品として「カクト」(脚本・出演)、「ぼくのおばあちゃん」(脚本・プロデュース)、「セイジ-陸の魚-」(脚本・プロデュース)など。
2009年に伊勢谷友介と共に「人類が地球に生き残るためにどうするべきか」を理念とした株式会社リバースプロジェクトを立ち上げ、代表取締役社長に就任する。衣食住を中心とした様々なプロジェクトを立ち上げる。
株式会社リバースプロジェクト
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大学は東海大学で、文学の勉強をしていましたが、大学の勉強はほとんど興味がなかったですね。私は映画を作ることを夢見ていたので、ひたすら脚本を書いていました。それ以外にも、いろんな場所に行って、いろんな人に会って遊んでいました。
父親が役者をしていて、自分の映画作りたいと思ったのも父の影響が1番大きいですかね。父はたまにしか帰ってこなかったんですが、親子の会話のほとんどが政治、未来、環境等の話でした。その中でも、環境の話は多かったですね。僕らの未来には、温暖化が進んで干ばつが起きて、観測したことのない災害が起きて、食料不足になり、エネルギーも枯渇するといった話ばかり聞かされてきました。だから当時は、「どうして大人達はそこまで分かっているのに解決する道を閉ざすのだろう」と疑問に思っていました。
大学に入ると、自分の楽しみ見つけて、その道を進んでいきますよね。自分は、脚本書いて映画作りたいって思っていたけど、そればっかりやらずに恋愛もしたし、いろんな友達と遊んでいましたよ。でも、自分が大人になって社会を見たときに、小さい時に言われていたこと以上の状況に陥っていることに気が付いたんです。じゃあ、社会問題はどうすれば解決するのかと大学生の頃に思いました。そうは言っても、夢は映画作ることだったので、脚本を書いていましたけどね。