夢ではなく希望
株式会社渋谷都市開発 / 渋谷 好幸
さっきも出ましたけど、「今日より明日」の精神ですかね。今日何ができて何ができなかったのかを皆で共有して、出来なかった事に「これもできる」というプ ラスアルファをして、明日の目標に置きます。そしてそれを達成するためにはどんな方法が当てはまるか考える。それの繰り返しですね。自分の一日を振り返る ようにしています。振り返らなければどんどん落ちていくだけですから。
自分で城を持てたことによって音楽を聴きながら仕事ができるようになりましたので、私の唯一の「サプリメント」として音楽が切り替え法ですかね。ジャンル としては洋楽全般です。最近、調子がいい時はマイケル・ジャクソンもまた聞き始めてます。ビートルズは青春の1ページなので、聞き入って仕事にならなく なってしまいますが(笑) イチローもバッティングの前に決まった行動をしますよね。打席に立ってバットを振りかざして袖を引っ張る。刷り込みなんですよ。私の場合はそれが音楽なだ けです。
小規模だからこそ、小回りが利く、かゆい所に手が届くというところです。対照的に大手企業さんですと2年3年後に最初の営業担当者が転勤なんてよく聞きますが、うちにはそういうこともないです。私の大家さんは皆、身内のようにお付き合いさせていただいています。
今、私は社長業なので、あまり述べる事はなくて、逆に入ってきてくれた社員さんに希望が持てる会社にしたいと思います。見返りがある仕組みづくり、それが希望ですね。
恥ずかしながらまだ考えてないですね。私がこの業界に入って12年目ですがその間に日本は激変しているんです。ということは今後のことなんて変に読めない し、私ひとりの力でできることがどれくらいなのかということがわからないんですよ。ですから自分でこうする!というより間口を広げて時代の変化に対応でき るようになりたいです。 業界の今後を見ますと、私が一つ予見しているのが、不動産業でも賃貸の部門は管理も仲介も統一化されちゃうんじゃないかなって思ってます。インターネット でこれだけ情報が溢れているので変な仲介業者は淘汰されて無くなると思うんですね。インターネット上ですべてが出来ちゃう。今現在だと部屋を探すのにイン ターネットで情報を得て、店舗へ行って、部屋を見て決めるという一連の流れがありますが、それは無くす事が可能な時代に突入してますし、実際に部屋にカメ ラがあってネットで部屋の中が見られるシステムもあります。ですから私たちも今分岐点なんです。
それはやはり仲介業者だけではなり得らないということでしょうね。 エンドユーザーの考えも変わってきていますから、だめになってしまうと思います。
夢ってみなさんよく言いますよね。 けれど夢っていうのはおぼろげなんですよ。有言実行出来なければ、所詮、夢だったんだと自分で逃げ道を作れちゃう。まずは「夢」より「希望」を持って欲し い。「この会社に入ればこういう『希望』があるんだ!」ということを見出して欲しいですね。そして、こんな今の日本にも「希望」があるんだと常に前を向い て欲しいです。