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LanCul株式会社 / 阪野思遠
自分の人生を振り返ってみると、見つかると思います。僕の場合は、両親の離婚です。両親の離婚と再婚をきっかけに、日本に来ることになりました。全く日本の文化も言葉も知らないのに、普通の学校に入学することになったんです。自分自身の体験で、語学ができない苦しさを感じました。今は、その経験が自分の強みになっています。そういうターニングポイントって、何回かあると思います。それをブラッシュアップしてみて、自分が将来したいことを考えて下さい。そうすれば、自分が生きていく一本の道ができますよね。あとは、そこに向かって進んでいけば、良いだけですよね。仮に、進むべきでない道に進んでいるからといって、戻らないのはもったいないですよね。
茹でられるカエルの話しは、知っていますか?熱湯にカエルを入れたら、熱いから飛び出すんですよ。でも、水に入れて徐々に温度を上げていくと、気付かないんですよ。気付く頃には、茹であがって死んでしまっているんです。それと同じようなことかなと思っています。サラリーマンで、自分が好きじゃないことをしても、急激な痛みは無いんですよ。ある程度のお金も貰えますしね。でも、50,60歳になった時に、自分の人生はこれで良かったのかなと考えると、そういう人は、良かったと思えないと思います。良い人生を送るには、痛みも必要ということですね。
高校は、あまりレベルの高い学校ではありませんでした。自分は何が好きで、何をしたいのかが分からず、ひたすら彷徨っていました。しかし、英語だけは楽しいなと感じていました。その頃に、英語だけに集中しようと決めました。大学は、グローバル英語学科という学部に入ったんです。大学では、英語が好きなことが分かっていたので、勉強し続けていました。まさに『好きこそ物の上手慣れ』。大学4年間で英語力が飛躍的に上がりました。
昔は、本当に苦手でした。常に平均点以下でしたね。勉強はできなかったんですけれども、映画や洋楽は好きだったんです。映画を字幕で見たり、洋楽の歌詞を見ながら、口ずさんでいました。それで、徐々に発音が良くなって、友達ともコミュニケーションも取れるようになりました。自分の経験から、コミュニケーションを取ることで語学が上達することが分かりましたよ。
基本的には、フィーリングを大切にしていますね。偶然会っただけなんですけど、振り返ってみると、今の仲間は自分の道を突き進む思いを持っているんですよ。そういうことを共有できたからこそ、仲間になったんだと思います。