人生は迷ったっていい~やりきれない日々を送っている学生へ~
維新エンターテイメント株式会社 武友淳
大学生の時はあまり友達がおらず、年間100冊読破を目指して、毎日小説ばかり読んでいました。それ以外は、平凡だったので、社長になろうなんて思ってもいませんでした。結局起業家になったのも消去法です。
自分がやりたいことができるし、自由だし、上司もいないのでストレスもありません。逆に、全てを自分でやらないと、お金ももらえないし、生きていけないんですけど。でも、僕はそれがすごく楽しいと思っています。サラリーマンの時は、早く帰りたいと思ってたんですが、今はあまり早く帰りたくないなと思い始めました。仕事が好きになっていったので、不思議です。
「生きること」と「仕事」がイコールの関係になってしまったことが大きいかもしれません。自分で選んで、自分で好きにやってるので、文句を言ってもしょうがないし、何も得られないので。
また、仕事に対する意識が変わったことも仕事が好きになった理由の1つです。仕事を取れれば取れるほどお金も入ってくるといった、成果が目に見えるのが楽しい部分です。お金が入ってくればくるほど、社員も多くなって、会社自体も大きくなるので、それは嬉しいことです。僕は大きい会社を作りたいとずっと思っているので。その理由は「楽しいかな」という安直なものなんですけどね。
人生の半分近くが仕事で、半分プライベートだとしたら、仕事がつまらなかったら、人生半分つまらないことになると思うんです。それだとは人生が勿体無い。
逆に、仕事が面白ければ、少なくとも人生半分は面白いから、面白い会社を作ることができれば、働いている人を半分は幸せにできるのかなって。そういう人がたくさん集まる会社であれば、それぞれの人生がより楽しくなると思うんですよね。だから、大きい会社にしたいと思っています。
あまりないかもしれません。というのも、僕の中では過去に戻って何かを変えたいというのはあまりないんですよね。それは、自分なりに常にベストパフォーマンスだと思っているからです。
今の時代の学生であれば、すぐに「YouTubeをやれよ」って言いたいんですけど、僕の時代はYouTubeはなかったので、そう言えないんですよね。1つ言うとしたら、僕らの学生の時はmixiが出て、書評ブログを書いていたので「発信をもっとワールドワイドに変えていけよ」ということだと思います。