「負」と「海外」から見えた ”空き”スペース
株式会社スペースマーケット / 代表取締役社長 重松大輔
一言で言うと、「熱」。
自分から燃えて色々な人に火をつけていくのが大事ですし、それが醍醐味だと思います。
『これやったらこう世の中が面白くなるぞ』とか『これやったら世の中がめちゃくちゃハッピーなるぜ』とか、先にある未来をどう提案できるか、伝えられるかというのがかなり大事だと思っています。その伝え方ですが、ロジック立てて伝えるときもありますし、感性や感情に訴えるときもありますし、人や場によって使い分けています。
資質でいうと、一つ目に、「諦めずにやり切るタフネス」。
二つ目に、1人では起業できないので、どう人を巻き込めるかという「巻き込み力」。
最後に、やはり「志」ですかね。
色々なビジネスやお金の儲け方がありますが、『自分はこういう世の中にしたい』とか『こういうことをやって世の中を変えていきたい』とか、 そういうパッションをしっかりと持って、それを提示できるかどうかが重要です。
スキルだと、根本的な「ビジネスを運ぶスキル」は必要だと思いますし、経営者になるのであれば、「営業力」はどんなビジネスやっていても一定求められると思います。採用するのも、自分の会社を売り込むのも、資金を集めるのもすべて営業なので、営業力は身につけるべきスキルだと思います。
起業って大それたことだというイメージがあると思うのですが、実際は、小さく始めてスピーディーにPDCA(Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセス)をたくさん回していって、 まさに「小さく産んで大きく育てる」ものです。
なので、まずは自分のスキルを売ってみるとか、自分の家のスペースを貸してみるとか、ジモティでもらったもの直してメルカリで売ってみるとか、小さくてもいいからそういう商売をどんどんやってみて、そこから課題を探していけばいいと思います。ぜひ、まずはチャレンジしてみてください。