マッキントッシュとの出会い
株式会社ドリームワード代表取締役 / 笹川 潔
視覚音楽です。テーマにしていたのは音を映像化して、最終的に音の印象を耳が不自由な方にも伝えて行くということです。しかし、大学で研究していた期間は、一年あまりなので、本当に触りの部分で終わってしまった感じがあります。ディズニーのファンタジアという曲などを研究しておりました。その研究をより深めて行きたかったですね。唯一大学時代にやり残したと感じる点はその研究だと思います。
最終的に新卒での就職はしてないんです。元々は大学院に行くつもりでいたのですが、学費の問題で行くこと出来なかったんです。 大学3年の時にアナウンススクールに通っていました。エンターティナーになりたかったんです。思い返せば小学二年生の時に、「芸能人になりたい」と文集に書いていましたね。目立つタイプではなかったのですが、何かエンターテイメントの世界でやってみたいと思っていました。安定性のある、芸能活動をするならアナウンサーだなと思って、アナウンサースクールに通っていました。しかし、実際にアナウンサーになろうとすると、業界的に、就職活動の為に全国を飛び回らないといけないんですね。地方を行き来することが本当に大変なんです。ただでさえ東京に出てきた時に、ものすごく便利だと感じていたので、就活は東京にしぼって受けていました。 他には航空会社も受けていました。うちの家系は航空会社に勤めている人が多く、必然的に航空会社への興味はありました。他にも数社受けたのですが、結局決まらず、最終的に某テーマパークでアルバイトを続けるという選択肢を取り、フリーター生活が始まりました。
自分が、起業したいなと思ったのは、ちょうど1年前、twitter上でいろいろな起業家さん達が起業に対する話題で盛り上がっていて、そこに少しコメントしていたら、「最近の学生は、『何かしたいんだよね』って話していても、実際やる人は少ないよね」っていうツイートがあり、刺激を受けたからかもしれません。言葉では言えるんだけど実際には行動出来ない、思いついて解っているんだけどやれない、そんな人が多くいる事を感じました。行動が出来ない人が多くいるのを感じ、「もっと自ら動けばいいのに!!」そのようなことをすごく感じました。企画書はきれいに作れるのに、この通りにやってくれと言うと、やれないんですね。ずば抜けている能力はそれぞれにあるのに、その先を見据えて行動出来ていない人が多いと思うんです。50歳、60歳になった時こうなりたいというビジョンがないんだと思います。 ゴールが決まっていれば、後はそこにたどり着く道を作って行くだけだと思うんですよ。その道を作るのは大変だけど、頑張って作れるのか作れないのかはだいぶ違います。自分の将来像の為に、本当にやりたいのならば、起業することは本当にすばらしい事です。そのような考え方を持ってさえすれば、起業は自分のやりたい事が叶えられる魅力に溢れる選択肢だと思います。